パトロール車両、砂浜に寝そべる男性の胴を轢く(画像は『NBC New York 2017年7月17日付「Veteran Cop Runs Over Long Island Beachgoers in ‘Freak Accident,’ Police Say」』のスクリーンショット 画像を一部加工しています)

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アメリカでも大勢の人々が夏のバケーションでビーチに出かけるこの時期。安全第一の砂浜をパトロール車両が走り抜けることがまれにあるが、そんな時は砂浜に寝そべっている人も要注意だ。このほどニューヨーク州のあるビーチで、あろうことか男女が警察のパトロール車両に轢かれるというアクシデントが起きた。

『NBC New York』が伝えたところによれば事故が起きたのはニューヨーク州ロングアイランドのビーチで、あと少しで日没という16日の午後8時ごろ。ライフガードの隊員らが帰宅した後のことであった。車両進入禁止となっている区域である砂浜で、ロングビーチ警察のピックアップトラックが切り返しの際にナッソー郡ヘムステッドの男女を轢いたというもので、2人はブランケットを敷いて寝そべっていたという。

ロングビーチ警察本部のマイケル・タングニー本部長によれば、胴部を轢かれた男性(48)は肋骨が折れて肺にダメージを負い、女性(36)は足を負傷し指を骨折。ともに病院に搬送され、幸いなことに男性も月曜日の朝に退院したもよう。また運転していた警察官については、勤続32年のデヴィット・ウォルポールであったことを発表。「呼び出しの連絡が入ったために車を切り返したそうですが、ウォルポール隊員が浜辺に寝そべる2名の存在に気づいていなかったことは明白。非常に悔やまれる事故です」と述べている。

また「DUI(アルコール・薬物の影響下の運転)の疑いについても検査しました。血中アルコール濃度の値は0.00、薬物の影響下にもないことが判明しています」と説明。もっともその検査は事故から5時間も経過してから行われたもよう。ウォルポールはひどく動揺した様子ですでに任務から外れており、事故については現在も詳しい調査が行われているという。

ロングビーチ警察では2010年、水難事故に駆け付けたSUVがビーチチェアに座っていた男性をはねて負傷させたことがあった。その時以来、混んでいるビーチのパトロールは4輪バギー(ATV)と決めていた。ただし“リンダ”さんと名乗る目撃者は「私はよくここに来ますが、ビーチを走るパトロール車両はずいぶんスピードを出すため不安に感じていました」と述べており、警察側の安全意識に問題があった可能性も否定できないようだ。

画像は『NBC New York 2017年7月17日付「Veteran Cop Runs Over Long Island Beachgoers in ‘Freak Accident,’ Police Say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)