7月10日「ウルトラマンの日」、中国企業の広州藍弧文化伝播有限公司が映像作品『鋼鐵飛龍之再見奧特曼』の製作を発表。その製作発表イベントに腹筋がバキバキに割れて顎がシャープになったウルトラマンらしきキャラクターが登場して物議を醸していた。

《Yes現場 全長無剪》電影《鋼鐵飛龍之再見奧特曼》定檔發佈會(YouTube)
https://youtu.be/j9yA1ZK99oE

ちなみに、「再見奧特曼」は「さようならウルトラマン」という意味の中国語。もしライセンスの使用許諾契約が交わされていなければ完全にアウトだと誰でも分かる案件だが、7月19日、円谷プロダクションが正式に声明を発表。

「当社は一切関知しておらず、本件映像作品は当社の許諾・監修等なく製作されているものです。当該発表会及び映像におけるウルトラマンキャラクターの利用方法、態様等は、ウルトラマンブランドを著しく毀損し、断固として非難すべきものであり、到底認められるものではありません」と中国企業を糾弾した。

《钢铁飞龙之再见奥特曼》Dragon Force Movie 定档预告 大张伟变“地球大使”配音奥特曼(YouTube)
https://youtu.be/ESub22Q-Zq0

なお、同作のトレーラー映像には過去のウルトラマンシリーズに関わる映像がツギハギで使用され、「MAD動画」「パクる以前にクオリティが酷過ぎる」などと批判が殺到していた。

円谷プロは、「当社といたしましては、あらためて本件発表を行った中国企業、および本件映像製作に関与している者に対し法的措置を含む断固とした措置をとってまいる所存です」と、今後の対応を説明。引き続き厳格な態度をもってウルトラマンブランドを守っていくことを強調している。

※トップ画像は中国北京で開催されたイベントに登場したキャラクター。『YouTube』より引用。