画像はテレビ東京系で放送中の「ウルトラマンジード」 - 6月撮影

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 中国企業・広州藍弧文化伝播有限公司がウルトラマンシリーズのキャラクターを利用した映画『鋼鐵飛龍之再見奧特曼』の製作発表を行った件について19日、円谷プロダクションが声明を発表した。「本件発表を行った中国企業、および本件映像製作に関与している者に対し法的措置を含む断固とした措置をとってまいる所存です」と強く抗議した。

 『鋼鐵飛龍之再見奧特曼』の製作発表は今月10日に中国・北京で行われ、ウルトラマンが登場する予告編も発表。これが円谷プロに無断で使用されたものなのではないかと物議を醸していた。

 円谷プロは「本件発表について、当社は一切関知しておらず、本件映像作品は当社の許諾・監修等なく製作されているものです。また、当該発表会及び映像におけるウルトラマンキャラクターの利用方法、態様等は、ウルトラマンブランドを著しく毀損し、断固として非難すべきものであり、到底認められるものではありません」ときっぱり。

 一部報道の通り、ウルトラマンシリーズの初期映像作品(「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンエース」「ウルトラマンタロウ」)に関する日本国外における利用権の取り扱いに関しては、長期間にわたって複数の国において係争が続いているというが、「これまでに出されたいずれの判決においても、一貫して、当社がすべてのウルトラマンシリーズの製作者であり、その著作権を保有している点が認められております」とのこと。「本件映像作品のような新規著作物の製作、ウルトラマンシリーズキャラクターの翻案・改変等の権利は当社のみに帰属するもの」として、今回の中国企業には断固とした措置を取るという。

 「お取引先様、ご関係者様、ウルトラマンシリーズのファンの皆様におかれましては、大変ご心配、ご迷惑をおかけしていること、心よりお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と結んでいる。(朝倉健人)