19日放送の「バイキング」(フジテレビ系)が、ロックバンド・T-BOLANのボーカル森友嵐士を直撃。森友が、一度は解散にいたった自身の病をテレビで初告白した。

T-BOLANは1991年にデビューし、翌年に「Bye For Now 」でミリオンヒットを飛ばしながらも、99年に解散を発表している。

番組のインタビューで森友は、多忙なスケジュールやヒット曲へのプレッシャーなどから心因性発声障害を患っていたことを明かした。ストレスなどで声が出にくくなったり、ささやき声や息漏れ声になってしまう病気だという。森友は「酷いときにはしゃべることもできなくて、『あ』が言えなかった」と振り返る。医師からは、10年後も状況が変わらない可能性があると告げられていたとのこと。

病気から次第に引きこもりがちになった森友は、メンバーとも疎遠となっていく。森友は病が治る兆しもない中でメンバーを待たせることはできないとして、T-BOLANは99年に一度は解散する。

解散後の森友は家族とも離れて山奥にこもり、T-BOLANの歌と向き合いながらリハビリに励んだという。症状が改善しないまま10年がたったところで、転機が訪れる。長男が誕生して父となった森友は心にも変化があり、「歌ったことのない歌にしよう」と思いつき、坂本九の「上を向いて歩こう」を歌ってみたという。すると上手く歌えるようになり、2009年に森友は約10年ぶりのライブの舞台に立つこととなる。

T-BOLANは2012年に再結成すると、今年2017年に21年ぶりの新曲を発表している。森友はT-BOLANを「家族」だと表現する。「それぞれわがまま。言いたいことを言い合うし、遠慮がない」「でも遠慮がない一番の深い愛情がある」と語り、「俺のバッテリーみたいな感じ。バッテリーがないとエンジンがかかんないじゃん」と語っていた。