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ニコニコ動画やYouTubeにアップロードした動画の総再生数は1億5000万を突破し、Twitterのフォロワー数は71万人を超え、まさに今一番注目のアーティストと言うべき存在、天月-あまつき-さん。いまやインターネットのみならず、演劇や朗読劇など活躍の場を広げ、海外からの出演オファーも集まっています。今回、7月19日に約7カ月ぶりとなるニューシングル、『Mr.Fake/ツナゲル』をリリースする天月-あまつき-さんに楽曲のことはもちろん、これほどまで大人気になった現在の心境についてうかがってきました!

── 5月に佐香さんとのライブを観させていただいたのですが、とても楽しいライブでしたね!
ありがとうございます。ほんと、良いライブでした。普段、僕がやっているライブに佐香くんが入ってくれた感覚に近くて、普段通りの自分でライブができて、すごく楽しめました。

── Twitterフォロワー数が71万人突破、もう、ものすごいことになっていますが、大人気という実感はないと前回の取材のときにおっしゃっていましたね。今もそうですか?
ないです!(即答)

── (笑) 今回のニューシングル『Mr.Fake/ツナゲル』は今の天月-あまつき-(以下、天月)さんの音楽、全部詰め込まれたんじゃないかなって思うぐらい、バラエティーに富んでいて、3曲ともいい曲でした! まず『Mr.Fake』についてですが、実写版『トモダチゲーム』の主題歌になっていますね。作詞が渡辺翔さんとの共作ですが、今回共作されたのは何か理由がありますか?
書きたかったんです。表題曲は自分で歌詞を書きたいなって以前から思っていたので、僕のほうから「やらせてもらえませんか?」って話をしました。

── 『トモダチゲーム』の内容も意識されているのかなと思いましたが、天月さんご自身の体験が入っていたりもしますか?
直接入れてはいませんけど、自分なりの言い方で自身の人生を見返してみて、書いてみたところはありますね。学生時代は、がっつり、ずっといじめられていたので。大学生のときに音楽活動を始めて、変われたんですけど。

── そのときの気持ちが入っているのですね。ミュージックビデオ(以下、MV)もすごくカッコイイですよね!鎖で縛られている感じとかすごい。
僕がむちゃくちゃ言ったことを、制作の方たちがむちゃくちゃ応えてくださいました。『トモダチゲーム』の内容もそうなのですが、学校という場所って囚われている感じがすることってあると思うんです。スクールカーストなんて言い方もされますけど、学校の中でも立場みたいなものがありますよね。そこからはなかなか逃れられないし、そのときの悩みや苦しみってすごくつらいんですけど、そこで生きていくには、いろいろと取り繕ってやっていかなきゃいけないよね、っていうことを表現しました。

こちらが『Mr.Fake』のMV



── かなり本音というかダークな部分を出された感じですよね。天月さんの曲ってあったかい、ピュアな感じの楽曲も多いですけど、今回はアグレッシブな部分を出されましたね。
そうですね。毎回、新曲を出すときには、違う面を出したいなと思っています。ただ、歌詞はダークな感じですけど、音楽って一番最初に聴くとき、歌詞からはいる人ってそんなにいないと思っていて。メロディーとかサウンドでカッコイイなっていうところからたぶんハマって、そのあとに歌詞を見る方が多いと思うんですよ。

── そうですね。最初から歌詞を読みこんで考えながら聴くより、音に触れてみてから、歌詞は読みこむ人が多いと思います。
僕は深く考えながら聴く音楽ももちろん好きなんですけど、直感でいいな、とか何かこれ好きだな、って感じられることがすごく大事だなと思っているんですよ。だからこの『Mr.Fake』も聴いて、何かわからないけどカッコイイな、とか好きだな、聴くとスカッとするな、みたいな感じであればいいなと思います。ただそれだけですね。

── 確かに、歌詞は重たい気持ちも書かれているんですけど、曲はストレートですよね。ノッってライブで騒げる感じ。メッセージ性はすごく強いですけど。
そうですね。歌詞の内容は、本当は自分次第で世界は変えられるのに、そこに気づけずにリセットしてしまった、というオチなんですけど。「見返したい」とか、今ある状況の悪いところにばかり目がいって、自分の持っているものには気づかずにそのままリセットしてしまうという。みんなも過去を振り返ったとき、嫌なことってたくさんあると思うんですけど、過去のことってもう終わってしまったことなので。自分自身が傷ついたことって、時間と共に癒えていったりはすると思うんですけど、その過去がなくなるわけではないですよね。それをどうやって消化するかとか、今後にどう生かしていくかが大事じゃないかな、ってことを書きました。

── 過去にとらわれずに、未来を見ようよと。
とらわれてもいいとは思うんですよ。でも、もうそれはどうしようもないんだよってことかなぁ。いい意味でのあきらめというか。



── LINE BLOGの読者には10代の若い方も多いのですが、天月さんはニコ動での10代が好きな有名人のランキングでも1位になっていましたね! 10代から支持される理由はご自身でわかりますか?
僕、精神年齢が10代なんですよ。いや、10代以下かもしれない。8歳とか(笑)

── 幼児じゃないですか(笑) でもそういうピュアさみたいなものはすごく魅力的です。ライブなどで10代の方々と触れ合ってみて、感じることってありますか?
今はネットでみんな、いろんな情報を自分で手に入れることができますよね。自分の好きなものへの探求心が昔より増してるのかなって思います。昔なら、図書館に行かないと調べられなかったことが、携帯で調べられるようになって、好きなものへの興味を追求しやすくなったんじゃないかなと思うんですよ。僕の音楽を聴いてくれる人たちが、自分の予想以上に調べてくれていたり、情熱的なところがすごいな、ありがたいなって思いますね。

── 先ほど、いじめられていたというお話もされていましたけど、読者の方々からも学校に行きたくないとか、友だちとの悩みをよく聞きます。天月さんは音楽に出会ったことが大きいと思いますが、その悩みの解消法とか、そこからどうやって成長できたか、お話いただけますか?
よくそれもファンの方々から聞かれます。いじめられていて学校に行けないとか。僕もどちらかというと解決できなかった人間なので、じゃあこうしたらいいよっていうことは、あまり軽々しく言えないんです。ただ、本当にたまたま、音楽という自分が熱中できるものに出合えたから、運が良かったんだと思っています。

でも、その音楽活動を今までなぜ頑張ってこれたかというと、いじめられていたときのコンプレックスがあったからというのはあります。自分のことが苦手だったし、何もない自分みたいなのもすごく嫌だったから、もうちょっと歌をうまくなりたいとか、世に出るんだったら、もっとちゃんとした自分になりたいとか、そういうコンプレックスとのぶつかり合いの中で、今の自分が形成されていっているのかもしれません。

── そのコンプレックスから逃げなかったのが大きいのかもしれませんね。
そうですね。たまたま、勝負する機会をもらえたっていうだけなんですけどね。ネットで活動するようになって、人から見られるってなったときに、やっぱりそこは嫌でも戦わないとならないことがでてきますし。

── 確かに。それこそ最初はお顔を出さずに活動されていましたけど、顔出しをされたときも葛藤があったのではと思います。でも今のほうがファンが増えて、気持ち的に安心できる部分が増えたのかなって、お話を聞いていて思ったのですが。
顔はいまだに出したくはないですね(笑) 出さなくていいなら出したくないと常々思ってはいます。でも顔を出さないと何の活動もできないとも思っていて。だから、他のアーティストのみなさんは、本当にすごいなって思います。いろんな事情がある中だと思いますけど、僕は自撮りをポンってアップしたりはできないですし(笑)

── 今回のMVもお顔はあまり映っていないなって思いました(笑) 話が少し戻りますが、MVでの撮影秘話をお聞かせください。
朝からずっと撮影していたんですけど、ベッドに縛られているシーンを撮ったのが深夜の12時とか1時くらいで疲れていて。ベッドに縛られているあいだにあまりに眠すぎて寝てしまってました。「撮影開始します!」って言われて「!」って起きたりしました。あと、ダンサーとして出演してくださった、めろちんさんとはずっと昔から知り合いなんですけど、現場が一緒になることはあまりなくて、今回、あんなイケメンが踊ってくれたらいいなって思っていたことが叶って、うれしかったですね。

── めろちんさんとは、今回の曲やMVについてどんな話をされたんですか?
昨日も一緒にゲームしていたんですけど、出来上がったMV観たよ、めちゃくちゃカッコよくなってて良かった!って言ってくれました。めろちんさんは普段はかわいいかんじとか、盛りあがり系のダンスをすることが多いんですけど、ああいう感じのはすごく刺激的で良かったなって言ってくれて。もしライブのステージでも踊らせてもらえるならまたやりたいです、って言ってくれました。



── それは楽しみですね! 『ツナゲル』のほうのお話もおうかがいしたいのですが、こちらはdocomo東北復興・新生支援「笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト」テーマソングになっていますね。ライブではすでに歌われていますが、この曲への想いについてお聞かせください。
この『ツナゲル』はずっと自分の中で温めていた曲だったんです。それでライブで歌ったりしていたんですけど、docomoさんから今年もテーマソングをお願いできないですか? というお話をいただいたので、こういう形で収録させていただきました。

歌詞も最初、僕が自分で書こうと思っていたんですけど、作詞のハヤシケイさんご自身が被災に関して、すごく熱い思いをお持ちだったので、曲も熱い気持ちで書いてくださって。これはもう、ハヤシさんの歌詞でいかせてくださいと言いました。それを僕なりに精一杯歌わせていただきました。メロディーにも歌詞にも温かいものがあふれています。

── ライブなどで歌っていてこみあげてくるものがありますか?
そうですね。僕、歌はただ歌うのではなく、人に向けて届ける、ということがすごく好きなので、『ツナゲル』は目の前にお客さんがいるところで歌って、すごく成立する曲だなと思います。被災に関しては、去年『LIFE!!』で表現させていただきましたけど、僕は被災した人間ではないので、上っ面的に悲しいとか、頑張ろうよ、ということは言えないなと思っていて。じゃあ僕が今言えることは何かというと、軽々しく言えることではないんですけど、誰にでも時には強い風が吹くし、雨が降るかもしれない。それはその人の受け取り方次第な部分もあって、同じことでも辛いと思わない人もいれば、少しの風でも辛いと思う人もいるかもしれない。
そんな日常の中でも、この曲を聴いてくれている。それなら君だけは前を見て、夢を見てほしい、という思いで「LIFE!!」とう曲を作らせていただきました。そのときから、変わることなく、今も僕の音楽はそういう存在でありたいなって思っています。

── それはすごくライブで感じました。あたたかさや癒しがステージにあふれていました。昨年の12月のインタビューのとき、来年の目標をお聞きしましたが、そのとき「放出した経験値を溜める一年でありたい」とおっしゃっていました。2017年も半年以上過ぎましたが、今はいかがですか?
半年以上過ぎてしまったんですね。勘弁してほしいですね(笑) 目標はかなえられているのかな。まだまだ、いくら時間が経っても、やりたいことは尽きないし、あれもこれもってなっているので、もっともっと、まだまだだな、というのは感じています。

── 今やってみたいことというのは例えば何ですか?
もちろん歌もそうだし曲作りもそうですし。あとは演技も。それからもっと身体も動かしたいですね。ダンスもできるようになりたいし、ピアノもギターも! それから免許も取りたい!

── たくさんありますね。免許はまだ取られていないんですね。
取りに行く機会が、都内出身なのでなかったんですよ。合宿で2週間で取れるって言いますけど、2週間もスケジュールを空けられないですしね〜。



── 演技に関してはいかがですか? 『トモダチゲーム』では声優もされています。
声優は面白かったですし、こんな機会をまだ未熟な僕に任せていただけて、すごく光栄でしたし、いい機会をいただけたなって思っています。今後も声優でも舞台でも、自分が演じたことがないキャラクターをやってみたいです。

── それでは、最後に恒例の質問を…お好きなLINEスタンプを教えてください!
『アンパンマン』と『メロンソーダ』のスタンプです。これ、連続して送ると送られたほうはけっこううざいと思います(笑)
メロンソーダ

── ありがとうございます(笑) それでは、最後に今回のニューシングルについて一言お願いします。
ありがたいことに3rdシングルを出させていただくことになりました。僕はインディーズのときにも、メジャーになってからも、まだ3という数字にたどり着いたことがなくて。やっと今回で3という数字が出てきました。そんなに続けられたことで、ちょっと自分自身も大人になれた気がしています。

今、世の中にはいろんな音楽をやっていらっしゃるアーティストの方がいらして、それでも僕を選んで聴いてくれているみなさんというのは、僕にとって宝物です。音楽を渡している側のはずなのに、僕が受け取っているような、そういうところがあるので、これからもどうぞよろしくお願いします!

── ありがとうございました!!
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音楽への飽くなき情熱と、自分自身を変えていこうとする強さ。天月さんの音楽には人の生き方を変えてしまう力があります。だから何度でも曲を聴きたくなるし、ライブに足を運びたくなる。これからもっと羽ばたいていかれるのが楽しみです!

会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
逆風もチャンスに。そんな真っ直ぐな生き方をしたいです。
それでは、また。

(撮影/杉映貴子、取材・文/藤坂美樹)

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