学生の窓口編集部

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テレビの料理コーナーへの出演やレシピ本の出版、また講演など、料理に関して幅広い活動をする料理研究家。平野レミさんや栗原はるみさんなどが、有名な料理研究家として挙げられますが、この料理研究家になるにはどうすればいいのか、みなさんはご存じでしょうか? 今回は、「料理研究家になるにはどうすればいいか」をまとめてみました。



■料理研究家になるには資格は必要ない?

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実は料理研究家になるために必要な資格はありません。極端にいえば、料理を研究していなくても、誰でも名乗ることはできるのです。

とはいえ、やはり何も実績や経験がないと、いくら料理研究家と名乗ったところで注目されませんし、仕事の依頼も来ません。やはりしっかりとした料理、食材の知識や技術を身に付けた上で、料理に向き合い研究していくことが基本となります。

食材の知識や技術は独学でも身に付けることができるものですが、その場合はその人にどれくらいの知識や技術があるのか相手に伝わりにくいというデメリットがあります。そのために、料理に関する資格を取得することが求められます。

例えば調理師や管理栄養士の資格です。これらの資格を得るためには相応の技術や知識が必要となりますから、資格を持っている人はそれだけの「信頼」を得ることができます。もちろん、得た知識や技術を活かし、よりよい料理研究ができることは言うまでもありませんね。


■調理師や管理栄養士の資格を取るには?

調理師、管理栄養士の2つは国家資格です。そのため国家試験を受け、合格しないと取得できません。まずは調理師の資格を得る方法ですが、これは2つのルートがあります。一つは調理師を養成する専門学校で学び卒業すること、もう一つは調理師試験を受け、合格することです。

専門学校の場合、1年間(夜間コースやより専門的な知識を学ぶコースの場合は1年半や2年という場合もあります)調理師に必要な技術や知識を学び、卒業時に調理師の資格が与えられます。もう一つの調理師試験ですが、こちらは中学卒業以上の学力を有し、飲食店などで2年以上の調理業務を経験している場合に受けることができ、合格することで調理師の資格が得られます。

次に管理栄養士についてですが、管理栄養士養成課程、または栄養士養成課程のある大学や短期大学、または専門学校で定められた教育課程を修め、その上で「管理栄養士国家試験」を受けることになります。

いずれにしても一朝一夕で取得できるものではありませんが、料理研究家を名乗るのならば、こうした料理の知識や技術を示す資格は取得しておくに越したことはありません。

■自分の活動を広めることが重要

管理栄養士や調理師の資格を取り、料理研究家を名乗ったとしても、いきなり仕事が来るといったことはまずありません。何の実績もない人にいきなり仕事をお願いすることはないでしょう。そこで何らかの方法で活動をアピールしたり、実績を作る必要があります。例えば料理ブログを開設し、自分のオリジナルレシピを公開していく、料理コンテストに出場して好成績を残すなどすると、いいアピールになりますよね。料理研究家の中にも、こうした料理コンテストを足掛かりに有名になった人も多くいます。

他には、料理関連のwebニュースサイトにライター登録し、料理コラムや記事を手掛けていくなども、実績を作る一つの手段です。身近なところでは、自分の住んでいる市区町村のイベントなどに協力するなども、地道ですが自分の名を売る手段。とにかく自分の名前と活動を広げることが大事なのです。そのためには人脈も大事です。


■料理研究家としての収入は?

会社に所属し、給与を得ながら料理研究家として活動している場合は別ですが、基本的に料理研究家は個人事業主です。つまり収入は自分の稼ぎ次第ということですね。法人を設立して活動する人もいますが、こちらのケースも基本的には自分でどれだけ稼げるか、が重要です。

料理研究家の収入源ですが、


・講演料
・メディア出演料
・広告費
・商品開発協力費
・本の印税
・料理教室などの会費

などが挙げられます。ただ、これらはある程度名前が売れてこないとその仕事自体が来ないので、最初のうちは料理教室に講師として登録して活動することなどがメインになります。料理研究をしている人は非常に多いので、名を広めることはそう簡単ではありません。


料理研究家になるにはどうすればいいかについてご紹介しました。「誰でも名乗れる!」という料理研究家ですが、まともに活動をするならば、資格の取得などが必須といえます。また、自分の活動を広めるための告知も重要なポイント。自分で考え、動くことがとても大事な職業ですから、「オファーを待っている」という受け身の人には向いていないかもしれませんね。

(中田ボンベ@dcp)