英南部にあるウィンチェスター大聖堂で公表された、英作家ジェーン・オースティンを描いた新10ポンド紙幣(2017年7月18日撮影)(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】英中央銀行のイングランド銀行(Bank of England)は18日、同日に没後200年を迎えた女性作家、ジェーン・オースティン(Jane Austen)の肖像を採用した新10ポンド(約1500円)札を公開した。同国では、通貨のデザインへの女性肖像の起用を増やすよう求める声が上がっていた。

 新紙幣は、素材に紙ではなく、柔軟性のある薄いプラスチック素材のポリマーを採用し、耐水性と偽造防止策を強化した。表面には視覚障害者のための点状突起もついている。流通開始は9月の予定。

 オースティンの墓がある英国南部ウィンチェスター(Winchester)で新紙幣を披露したイングランド銀行のマーク・カーニー(Mark Carney)総裁は、「新10ポンド紙幣はジェーン・オースティンの作品をたたえるもの。オースティンの小説には普遍的魅力があり、今も出版当時と同じ力強さで語りかけている」と述べた。

 現在使用されている10ポンド紙幣には、進化論の提唱で有名なチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)の肖像が入っているが、こちらは徐々に流通しなくなる予定。
【翻訳編集】AFPBB News