劇中劇「ロミオとジュリエット」でロマンティックなシーンを演じる吉沢亮&新木優子/映画『あのコの、トリコ。』撮影メイキングカット(c)2018 白石ユキ/小学館・「あのコの、トリコ。」製作委員会

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【吉沢亮/モデルプレス=7月19日】俳優の吉沢亮(23)が、白石ユキ氏の人気少女漫画を実写映画化する『あのコの、トリコ。』(2018年公開)の劇中劇で「ロミオとジュリエット」のロミオ役を演じていることがわかった。芸能界を舞台にした同作において劇中劇は登場人物たちの夢と恋模様が交錯する重要な要素となり、ヒロインの新木優子(23)を相手にロマンティックなシーンを披露している。

【さらに写真を見る】まるで別人!?“メガネ男子”とのギャップがすごい

◆メガネ男子×人気モデル×俳優の三角関係


高校生の地味なメガネ男子・鈴木頼(より/吉沢)が、芸能界で活躍する幼なじみの立花雫(しずく/新木)、東條昴(すばる/杉野遥亮)と10年ぶりに再会したことをきっかけに、雫への想いや幼い頃に3人で誓い合った“スーパースターになる”という夢を思い出し、「雫の笑顔が見たい」という一心で殻を破り、成長していく姿を描くラブストーリー。

原作は少女漫画としては珍しい男性主人公の一途でピュアな恋が共感を集め、既刊4巻で累計発行部数50万部を突破。実写映画化にあたり、監督は「最高の離婚」「最後から二番目の恋」「ファーストクラス」など数多くの人気ドラマを演出した宮脇亮氏、脚本は映画『NANA』『今日、恋を始めます』『クローバー』の浅野妙子氏が手がける。

◆美しきロミオとジュリエット…キラキラの夢がそこに


モデルプレスは6月某日、埼玉県内で行われた撮影に密着。大きな見せ場のひとつである「ロミオとジュリエット」上演シーンの撮影は、普段はコンサートなどが行われている約1300人収容の大ホールにエキストラを入れて行われた。「ロミジュリ」を象徴するバルコニーやベッドなどで細部にわたって豪華に創り込まれた舞台セットに、きらびやかな衣装をまとって登場した頼と雫は、まさに王子様とお姫様。舞台の中央でスポットライトを浴びる若き役者2人は同作の“夢”を象徴しており、そのオーラに現場スタッフからも「美しい…」とため息が漏れる。

ロミオが「ジュリエット。君を愛してる」と想いを伝える瞬間は、カメラが360度ぐるっと周って表情の移り変わりにフォーカス。動きのタイミングを監督とともに入念に確認したうえで撮影に臨む。ぎゅっと力いっぱい抱きしめ合い、幸せの笑顔がこぼれ落ちる。そこから徐々に雰囲気を変えて、見つめ合った2人は――――。観客席の後ろから差し込む照明が、ロマンティックなシーンをより一層美しく際立たせ、モニターを囲むスタッフ陣も息を呑む仕上がりに。カットがかかった直後、視線を下に落とした吉沢の照れ笑いにほんの一瞬だけ素を見ることができた。

◆別人!?舞台を下りると地味すぎるメガネ男子に


この日は頼と昴が舞台裏で言葉を交わすシーンも撮影。雫をめぐる恋、そこに夢にかける想いも重なり、男同士のライバル関係を象徴する重要なやり取りである。役者ではない、ひとりの男子としての頼は、どこにでもいそうな地味で気弱なメガネ男子。先ほどロミオを熱演していた頼とはまるで別人といったギャップも同作の“胸キュン”ポイントとなるが、思わず二度見してしまうほどに激変する佇まいは、それを見事に演じ分ける吉沢自身の演技力を示していた。

今をときめく若手俳優3人が集う現場で描かれていたものは、それぞれが“好き”という気持ちにひたすらまっすぐな三角関係。ホールを借りての撮影は時間が非常に限られていたが、カットがかかるたびに誰よりも早くモニターの前に来て真剣な表情で演技を確認する吉沢、体を締め付けるドレスを着た長時間の撮影でも疲れを見せずスタッフを気遣う新木、劇中の昴そのままにキラキラなオーラとほんわか笑顔で周囲を癒す杉野――バランスの良い3人が、現場の良質なチームワークを創り上げていた。

◆主演・吉沢亮インタビュー「ついに恋が報われる…のか!?」


― ここまでの撮影を振り返って、率直な印象をお聞かせください。

吉沢:芝居をしている時の頼と普段の頼のギャップみたいなものは、しっかりと出ているのではないかと思っています。キャスト同士も楽しくやっていますし、キュンキュンするシーンは僕自身すごくキュンキュンできるんじゃないかなぁと思っているので、楽しみです。

― 『アオハライド』(2014)や『オオカミ少女と黒王子』(2016)など少女漫画原作の作品は経験のある吉沢さんですが、ここまでガッツリとしたラブストーリーで主演というのは初めてでしょうか。

吉沢:そうですね。今までの恋愛ものでは噛ませ犬みたいな役どころが多くて、なかなか恋が報われてこなかった(笑)。こういった経験は初めてなので、やらせていただけるのは嬉しいです。

― 原作を読んだ印象はいかがですか?

吉沢:男子目線で話が進むというのが、少女漫画ではすごく珍しいなと思ったのが率直な感想でした。なんとなく少女漫画って、雫みたいなヒロインの女の子が昴みたいな男の子に恋をして、結果付き合うみたいなイメージだったんですけど、そこの2人を俯瞰で見ている頼のような人物が主人公になっているのがすごく面白い。女子目線ではなく、男子目線でキュンキュンさせるというのがすごく難しそうだなと思いましたし、あまり見たことがない感じで楽しみでした。

― 頼を演じていて、魅力を感じる部分は?

吉沢:芝居をしている時とそうでない時のギャップは原作よりも割とわかりやすく作っていて、モサい頼がメガネをはずして芝居に入った瞬間かっこよくなるというのは難しいですが、それがこの作品の魅力であり、キュンキュンするポイントだろうと思っています。やっぱり、雫のために「僕が(芝居を)やります」と決意するところはかっこいい。彼女の笑顔を見るためにどんどん自分の殻を破っていく姿は男として魅力的だと思います。雫の笑顔が見たいから、頑張っています(笑)。

― ひょんなことから雫の付き人になり、「雫を助けたいから」という一心で芝居の世界に飛び込む頼ですが、徐々に演じることの面白さを見出していくような描写も楽しみです。

吉沢:頼は元々演技の才能を持っていたと思うんですが、今日演じた「ロミオとジュリエット」のシーンなんかはまさに、芝居の面白さみたいなものを知る瞬間だったんじゃないかな。これは僕が役者をやっていてすごく共感できるポイントでもあるんですけど、芝居をやっている時はすごい声が出るのに、普段は全然声出ない、みたいな(笑)。芝居の中でしか言えないようなセリフもいっぱいあるし、すごく気まずい関係の相手でも、芝居の中だったら心を許し合いながらキャッチボールができたりとか。芝居の世界に入ることで変われたり、自分を出せるような瞬間は僕自身もすごくあります。

― 劇中劇はとても難しそうでした。ダブルで役を演じることになるといいますか。

吉沢:そうなんです。昨日からずっとロミオをやっているんですけど、ロミオをやってから頼に戻るのがすごく難しくて。ギャップがすごすぎて「頼どんなんだったっけ!?」って(笑)。

― 宮脇監督とはどんなお話をされていますか?

吉沢:シーンごと細かい演出をつけていただいています。頼が成長するタイミングや、頼の意志で雫のために動くところの心の揺れなど。それと監督がよくおっしゃっているのは、ひとつのシーンの中で始めと終わりのギャップを強くつけたいということ。テンションに波をつけて、そのシーンの意味や心の動きをしっかりと表現していくことを意識しています。

◆新木優子は「ピュア」杉野遥亮は「8歳児」


― 同世代キャストの多い現場ですが、雰囲気はいかがですか?

吉沢:めっちゃ仲良いです!待ち時間があるとトランプをやっています。大富豪は僕が強いです(笑)。あとはなぞなぞを携帯で探して、みんなで答えを探し合ったりとか。

― 仲良しですね!今回は人見知りなしですか?

吉沢:こんな感じの現場は久々だと感じるくらい、本当に仲が良いです。僕からも全然話しかけるし、楽しくやらせていただいています。

― 新木さんと杉野さん、それぞれの印象をお聞かせください。

吉沢:新木さんは一度だけ作品でご一緒したことがあるんですが、その時はセリフを交わすシーンもなく挨拶しただけだったので、今回がほぼ初めまして。すごくフレンドリーで話しやすく、空気感も良くてありがたいです。具体的にどこが?って聞かれるとうまく言えないけれど、すごくピュアなイメージがあります。見た目がすごく大人っぽいぶん、内面の可愛さが際立つというか。そんな部分が雫ちゃんにピッタリで、素晴らしいと思います。

杉野くんは…面白い。まるでわんぱくな子ども。8歳児って感じ(笑)。なぜかずっとニヤニヤしながら近づいてくるから「何ニヤニヤしてんの〜?」って言ったりします(笑)。初めて会った時は、彼がすごく人見知りしていて、僕が結構頑張って話しかけても反応が薄くて。「どうしよう?」って思っていたんですけど、インして何日か経ち、いい感じの雰囲気になってからは彼の8歳児な一面がいっぱい出てきて面白いです。そんな感じですけど、お芝居になると昴のスター性が全身から出てくる。背が高い彼の立ち姿や表情を見ているだけですごくかっこいいなぁと思うし、めっちゃキラキラしていると思います。

― そんな昴とは、雫を巡ってバチバチのライバル関係が繰り広げられるのでしょうか?

吉沢:頼は昴にビビっている部分が多いです。大スターと雫の付き人っていう、全然勝ち目がなさそうなバトルですが、最後の最後に「負けねぇよ!」みたいな感じになるので、楽しみにしていてください(笑)。

― ついに恋が報われそうですね!

吉沢:やっ………と!(笑)

◆江ノ島デートの撮影は超楽しみ!


― これから撮影が楽しみなシーンを教えてください。

吉沢:今日撮った「ロミオとジュリエット」のように芝居をしているシーンは楽しみです。あとは江ノ島デートのシーンが超楽しみ!携帯のインカメラで撮った映像を実際に使うということで、雫ちゃんとほぼ2人で移動する感じと聞いているので、ガチデートみたいなテンションになりそう(笑)。

― 最後に、実写ならではの見どころを含めてファンの方々へメッセージをお願いします。

吉沢:最近はSNSにアップされるオフショットなどで芸能界の裏側が見えて、身近に感じやすいと思うんですが、今回の作品はキラキラもありつつ、原作以上に芸能界を深く描いているところが楽しんでいただけるポイントだと思っています。今日撮った「ロミジュリ」のシーンも、舞台裏までセットが立派に創り込まれていて、そこで繰り広げられる会話もすごくリアル。そういう部分は見ていて楽しいんじゃないかな。あとは本当に…昴のキラキラがすごいんで。ほんとキラキラしているんで、彼が!

― 頼もキラキラしていましたよ!(笑)

吉沢:昴に負けないように、僕もキラキラを出していこうと思います!

(modelpress編集部)

■映画『あのコの、トリコ。』(2018年公開)


出演:吉沢亮、新木優子、杉野遥亮
原作:白石ユキ「あのコの、トリコ。」(小学館刊)
監督:宮脇亮
脚本:浅野妙子

<ストーリー>
小さな頃“将来スーパースターになる!”と幼なじみと誓い合った頼(より)。引っ越して幼なじみと離れ離れになった彼は、スーパースターとは程遠い地味で平凡な、女子に見向きもされないメガネ男子となっていた。田舎で普通の暮らしをしていた頼は、2人の幼なじみ、雫(しずく)と昴(すばる)がそれぞれ人気モデル、人気俳優になっていることを知り、何かに突き動かされるように雫のいる高校に転入する。再会してすぐに雫の付き人としてCM撮影に立ち会うことになった頼は、降板させられそうになった雫を助けるために、CMに出演することになる。彼は冴えないメガネ男子から、その場の空気を一瞬にして変えるミステリアスな少年に変貌。才能を開花させた頼は、CMがたちまち話題となり、一躍注目を浴びることに!

そんな中、昴の主演舞台に雫の出演が決定。雫の念願が叶い女優への一歩を踏み出した矢先、昴が事故で大ケガを負ってしまう。昴の降板、さらには舞台の中止も懸念されるなか、頼は女優になるという雫の夢のため、昴の代役で舞台に立つことを決意する。本番に向けて2人で稽古を重ね、頼は雫への幼い頃からの気持ちを改めて強くする。「僕は、あのコのトリコだ─」。

しかし、本番直前に昴がケガから復帰、予定通りのキャストで公演を行うことになる。そして大成功を遂げた初日の幕がおりたその瞬間、舞台上で昴が雫に告白するのを頼は聞いてしまう…。メガネ男子×人気モデル×人気俳優の三角関係の行方は…?

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