5歳男児、下半身に熱湯を浴び性器切断やむなく(画像は『Metro 2017年7月11日付「Boy,5,has genitals amputated after ‘boiling water is poured down his pants’」(Picture: Viral Press)』のスクリーンショット 画像を一部加工しています)

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夏とはいえ日々の炊事で熱湯の出番はいくらでもある。どの家庭でも子供のやけどには十分に気をつけているはずだが、幼い子の柔らかい肌にとって熱傷はひどいダメージを負わせる怖いもの。組織が壊死した部分は切断も余儀なくされてしまうようだ。このほどタイで熱湯を浴びせられる虐待を受けた男児の痛ましい姿が報じられた。英メディア『Metro』が伝えている。

今年1月、タイ・バンコクのパトゥムタニ病院に担ぎ込まれた5歳男児の熱傷のダメージはあまりにも深刻なものであった。組織の壊死が確認された性器はやむなく一部切断となり、男児は尿道カテーテルの装着を余儀なくされている。熱湯を浴びた瞬間にズボンと下着を脱げばここまでひどいことにはならなかったはずだが、それは「体罰」が目的であったことから男児の両手は背中で縛られていたという。

このアクシデントが発生した当時、男児の母親は仕事のため離れた土地にしばらく滞在しなければならず、子守をある夫婦に依頼していた。母と息子は毎日のように電話で会話していたが突然連絡が途絶え、母親は心配で自宅へ。「重度の熱傷で入院した」と隣人から教えられ、向かったパトゥムタニ病院で泣きじゃくる息子と再会した。母親は弁護士を雇って調査を依頼し、そこで男児を虐待したのは子守の夫でタイ空軍の准尉と判明。しかしタイの官官癒着は相当なもので、被害届を出しても警察は半年にわたり捜査を行わなかったという。

その腹部から下には真っ赤な瘢痕が残り、一部はひどいケロイドと化しているため皮膚科の受診は長期にわたるが、虐待による熱さと激痛に悶絶した男児は心的外傷後ストレス障害(PTSD)にも苦しんでいるもようだ。

この事件に立ち上がったのはソングカム・アチャリヤサップさんという国内では有名な弁護士で、とにかく事実調査を行って欲しいと警察にしぶとく食い下がった。現在この男児と母親に代わり起訴に向けた準備に入っているが、巡査部長のスリヴォラムンドラ氏、タイ国家警察庁の警視副総監と面会し、国家警察庁の協力を得た今は「これでなんとか正義の裁きを引き出したい」としている。男児を虐待した男はその後に空軍を離れ、一般公務員として働いている可能性があるという。

画像は『Metro 2017年7月11日付「Boy,5,has genitals amputated after ‘boiling water is poured down his pants’」(Picture: Viral Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)