有村架純

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V6の岡田准一が7月16日、ららぽーと豊洲で行われた主演映画『関ヶ原』完成披露イベントに有村架純、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、原田眞人監督とともに出席した。「50年以上前に執筆された司馬遼太郎の歴史小説をなぜいま映画化したのか?」と問われた原田監督は「岡田さんが石田三成を演じられる年になったからです」と答えると、岡田も「原田監督の作品に出られたことだけで涙しました」と感無量な表情を浮かべていた。

『関ヶ原』完成披露イベント、その他の写真

本作は、1964年から66年に雑誌に連載された司馬遼太郎の歴史小説を、映画『クライマーズ・ハイ』の原田監督が映画化。西軍を組織した石田三成の豊臣家への義を貫いた姿を中心に、実質6時間で決着した天下分け目の「関ケ原の戦い」をダイナミックな映像と人物描写で描く。

岡田は「若い頃から諸先輩方に『時代劇ができるような役者になってほしい』と言われていたのですが、その方々に見てもらえる作品に出会えました。以前から原田監督の作品に出たいと思っていたので、この作品に出演できたことだけで涙しました」と熱い思いを語る。

さらに岡田は「この作品によって三成の評価が変わればいいなと思って、クランクイン前に三成の墓の前で『喜んでいただけるように演じます』と誓ったんです」と気合の入った口調で述べると「“聖域”といわれていた題材を、大好きな俳優の方たちとご一緒して完成できたことを誇りに思います」と強い視線で語った。

初時代劇となった有村は「所作やアクションシーンなど、難しいところはありましたが、原田監督をはじめスタッフ、キャストの方々のおかげで、大事な時間を過ごせた現場でした」と振り返ると、島左近役の平は「合戦シーンの迫力のすごさはもちろんですが、ロケーションを含めてとても美しい映画なので、そういった部分も見てほしいです」とアピールしていた。

原田監督は「いまの政治家は正義がなくて情けない。いまこそ三成の正義を評価すべきです」と力強く語ると、徳川家康を演じた役所は「合戦を描いた作品はたくさんありますが、岡田くんの活躍をはじめ、ものすごい作品に仕上がっています。何度見ても気づきがある映画です」と作品の出来に胸を張っていた。

『関ヶ原』は8月26日より全国公開となる。
(text&photo:磯部正和)