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質実剛健なボディデザインがグッドです。

数多くの名作オフロード車両を世に輩出してきた、イギリス生まれのカーブランド「ランドローバー」。そのランドローバーが1958年に製造した車両『109 シリーズII』に、なんとも強引に履帯(無限軌道)を装着してしまったカスタムカー『109 シリーズII Cuthbertson』が、オークションサイトのBonhamsに出品されています。

スコットランド生まれのカスタムカー







雪上作業車などのカスタムを手がける、スコットランド所在のビルダー「James A. Cuthbertson Ltd」によって改造が施されたこの『109 シリーズII Cuthbertson』。その特徴は、なんといっても元々車輪があった場所に備え付けられた履帯でしょう。なにやらすさまじいルックスへと変貌を遂げてしまったものの、接地圧を下げて圧倒的なグリップ力を生み出す履帯の特性のおかげで、たしかに雪上だろうとぬかるみだろうと楽々と走行できそうな気がします。

質実剛健な内装が逆によし







運転席は思わず「おいおい、軍用車両かよ!?」と突っ込みたくなるほどの素っ気なさ。荷台もガランと空っぽで、飾りっ気は一切ありません。でもこれくらいのほうが、たくさんの荷物を積載するには好都合。車両の使用用途にピッタリあった構造といえるでしょう。

思わず手が出そうになる価格?





『109 シリーズII Cuthbertson』の落札予想価格は5万〜6万ポンド(約740〜880万円)。金額的には普通に高級輸入車が買えてしまうプライズですが、そこらの輸入車よりは今回のカスタムカーの方が周囲に与えるインパクトは圧倒的なはず。まあ、メンテナンスにもかなりお金がかかりそうですが、それはそれでオールドカーを所有する醍醐味ですよね、ね?

文/塚本直樹

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『109 シリーズII Cuthbertson』出品情報ページ(英語)