会見で意気込みを語った、氷川きよしと有働由美子アナ

 歌手の氷川きよし(39)と有働由美子NHKアナウンサーが8月5日生放送される『第49回NHK思い出のメロディー』の司会に決まり、18日に、東京・渋谷の同局で会見した。番組では今回、「昭和生まれの名曲」を昭和の時代から活躍するスターたちが歌う。氷川は「歌の素晴らしさを伝えたい」と意気込みを語った。

 『思い出のメロディー』は昭和44年から続く、NHKの夏恒例となる大型音楽番組。今回は「昭和を彩ったスターと名曲たち」と題し、昭和生まれの名曲を29組の歌手、スペシャルゲストが歌い、NHKホールから2時間半に渡り生放送をおこなう。

 番組では、氷川と有働アナウンサーが司会を務める。それぞれ過去に同番組で司会を務めた経験はあるが2人でのMCは初めて。

 氷川は「30歳の時に司会をさせて頂いたのですが、ほとんど話せた記憶はないのですが(笑)。9月に40歳になる、この節目の年にもう一度司会を務めさせて頂くことになりました。精一杯、務めさせて頂きたいと思います」と意気込んだ。

 有働アナウンサーは「番組では、共演させて頂いたことはありますが、初めてのMCコンビなので頑張りたいと思います」とコメント。

 また、生放送ということで、有働アナは「ご飯食べるタイミングは難しいですよ」と氷川に語り掛けるも、「歌う前は食べない方がいいと聞いているので、大丈夫です」と氷川は独自のスタイルで番組に臨む様子。

 有働アナは「生放送なので、(時間が)押してくると自分の台詞も全部カットされてしまうこともありますね」と体験談を語り、氷川が頷く場面も。

 様々なスターが共演する同番組。個人的に期待している歌手などはいるか、という質問に氷川は「小林旭さんですね。僕も『ズンドコ節』を歌っていますので」と1960年に「アキラのズンドコ節」をヒットさせている小林に注目していることを明かした。

 一方の有働アナは「私は子どもの時に、阿久悠さんの曲を覚えて振りを付けて歌っていましたので、彼の曲をどなたがどの様に歌うのか、楽しみですね」と昭和時代を振り返りながら本番に期待を寄せた。

 今回のテーマでもある、2人にとって“昭和のスター”はという質問に氷川は「やっぱり美空ひばりさんですね。今も歌い継がれていますが、ご自身の人生を歌ってこられたのだなあ、と思っております」感慨深げにコメント。

 有働アナーは「母が石原裕次郎さんと小林旭さんを、ずっと聴いておりましたので、今回小林旭さんが歌われるのがとても楽しみです」と母親との思い出を振り返りながら語った。

 また、同番組には先日現役を引退した将棋界のレジェンド、加藤一二三氏もスペシャルゲストとして出演する。過去に共演したことのある有働アナウンサーは「加藤さんは、話しだしたら止まらないのですが、勝負師なので尺の感覚はあると思いました」とその印象を述べた。

 鳥羽一郎の「兄弟船」の<たった一人のおふくろさんに楽な暮らしをさせたくて>という一節が心に刺さったという氷川は「歌の素晴らしさを伝えたい。自分も歌で励まされた一人なので、そういうことを伝えたい。一曲一曲勉強させて頂いて、番組に臨みたい」と改めて気を引き締めていた。(取材・撮影=松尾模糊)