ロシアなのに日本の方が近い!「超極東」の開幕裏事情がおもしろい

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ワールドカップを1年後に控えるロシア。早くも2017-18シーズンの1部リーグが開幕した。

注目チームのひとつが、クラブ史上初めて1部へ昇格したSKAエネルギアだ。彼らが本拠地とするのは、ロシア最極東に位置するハバロフスク。

首都モスクワとは8,000kmも離れており、時差はなんと7時間!ハバロフスクと東京との時差は1時間で、地理的には日本列島のほうがはるかに近い。

現地日曜日、そのSKAエネルギアはゼニト・サンクトペテルブルクをホームに迎え開幕戦を戦った。

『Championat』では「極東がロシア・プレミアリーグとご対面」と伝えており、地元住民たちはチケットを手に入れるために5〜7時間も行列を作ったとも。試合ではゼニトFWアレクサンドル・ココリンもサイン攻めに!

一方、ゼニトのロベルト・マンチーニ監督はハバロフスクへの移動方法と現地入りするタイミングについて1週間前から思考を巡らせていたそう。サンクトペテルブルクとは、約9,000kmも離れているのだ。

『Sport-express.ru』によれば、土曜朝の練習後にサンクトペテルブルクのプルコヴォ空港から飛ぶことにしたそう。

フライトは8時間!非常に長時間となるため、ドクターから機内ではリネン素材の衣服を着用するようアドバイスもあったとか。

ハバロフスクに到着したのは、現地時間の午前3時。その後、ホテルに着いたのは、試合まで13時間というタイミングだったそうだ。

そんな記念すべき試合はアウェイのゼニトが2-0で勝利。それでもマンチーニ監督は「ハバロフスクの人々が常に戦い、調和がとれ、強いチームであることを我々は分かっていた。簡単な試合ではなかったよ。いいチームだと思う。彼らの今季は素晴らしいものになるだろう」と相手を讃えていた。

なお、SKAエネルギアの第2節の相手は、アルセナル・トゥーラ。トゥーラはモスクワの南に位置しており、ハバロフスクとの距離は8,500kmほどもある…。