国境なき記者団、台湾に事務所設置「アジアで最も言論の自由が保障された国」

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(台北 18日 中央社)国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF)は18日、アジア1カ所目となる台北事務所の設立記者会見を台北市内で開いた。同団体のクリストフ・ドロワール事務局長は台湾はアジアで言論の自由が最も保障されている国だと語り、主な選定理由を説明した。記者会見には、同団体の名誉理事、ウアルカイシ氏やノーベル平和賞を受賞したイラン人弁護士、シーリーン・エバーディー氏などが出席した。

同団体は報道の自由やジャーナリストの権利の保護を目的としている非政府組織(NGO)。本部はパリにあり、世界に12カ所の事務所を持つ。同団体が今年4月に発表した報道の自由度に関するランキングで台湾は180カ国・地域中45位に選ばれ、アジア圏で首位を獲得している。

台北事務所では今後、中国大陸、香港、日本、北朝鮮、韓国、モンゴルなどを対象に東アジアでの報道の自由の推進などを行っていく。

ドロワール事務局長は、台湾は中国大陸に影響を及ぼす重要な役割を担いうることに言及。さらに、台湾の記者は世界で平等な待遇を受けるべきであり、国際的な場においてどんな差別を受けることも許されないと強調した。

蔡英文総統は17日、同団体の訪問団と面会した。台湾は活発な市民社会であり、優秀な人材や安全なインターネット環境を提供できる点などに触れ、同団体にとって世界で最も良い拠点の一つになるだろうと自信を示した。

(江佩凌、葉素萍/編集:楊千慧)