18日、中国メディアの観察者網が、中国高速鉄道で外部の弁当購入が今月17日から可能になったと伝える記事を掲載した。写真は南京の高速鉄道駅。

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2017年7月18日、中国メディアの観察者網が、中国高速鉄道でインターネットを利用した外部の弁当購入が今月17日から可能になったと伝える記事を掲載した。

中国鉄道チケット予約サイト「12306.cn」や、アプリ「1230APP」を通して、食堂車での食事や高速鉄道の提供する弁当をあらかじめ注文できるようになるほか、27の指定駅では外部の飲食企業の商品も注文することもできるという。

記事は、指定駅の一つである山東省済南西駅を例にして、注文から受け取りまでの方法を紹介。済南西駅では、中華料理ファストフード店の速必得やケンタッキーフライドチキンなど5社が飲食品を提供することができる。乗客は、列車が指定駅に到着する少なくとも2時間前までに注文すればよいという。

注文後、飲食品提供企業は列車到着の15分前までには注文の品を駅の配送センターに届け、駅の配送員がまとめて列車に配送する。その後、列車内の配送員によって、それぞれの注文者の座席に届けられるという仕組みだ。

もしも列車が遅れた場合、30分以上の遅れになると駅の配送センターがシステムを通して客の注文をキャンセルして返金する。遅れが30分以内の場合、配送センターは飲食品提供企業へ遅延を通知し、企業から乗客へキャンセルするか否かの確認を取るという。客がキャンセルを選択した場合、代金はすぐに返金される。キャンセルしない場合は、遅延の状況に応じて配送時間を調整し、乗客のもとに商品が届けられるようにするという。

記事は、これまで高速鉄道の弁当は「閉鎖的」で、高速鉄道が提供する弁当しか選択の余地がなかったが、中国鉄路公司が外部の飲食企業の参入を認めたことで、乗客の異なるニーズを満たすことができ、鉄路公司側の飲食サービス面での改善に対する誠意が伝わってくると結んだ。(翻訳・編集/山中)