Screenshot: Gizmodo US via OooSLAJEREKooO/YouTube


レディオヘッドより、愛をこめて。

今年5月、レディオヘッドは発売20周年を記念して、1997年の3rdアルバム『OK コンピューター」のリマスター版である『OK Computer OKNOTOK 1997 2017』を発売しました。オリジナル版に収録されていた曲に加えてB面楽曲、これまで未発表だった3曲が入っており、レディオヘッドファンとしては懐かしさとワクワクを同時に届けてくれる素敵なアルバムとなっています。

またボックスセットでは、12インチの真っ黒なアナログ・レコード3枚に加えて、たくさんのスケッチ画が描かれた本など他の特典も話題になっています。その中でも注目を集めたのがカセットテープの特典です。このカセットテープの最初のトラックは楽曲ではなくビービー! ピー!という発信音。多くの人が昔風の音源を使ったサンプリングかな?と思っていたところ、これが実は80年代にイギリスで販売されていた8bitホーム・コンピューター「ZX Spectrum」の稼働音だったんです。

これが「ZX Spectrumで解析できる」という意味であることに気づいたユーザーたちは、ZX Spectrumでこのカセットテープを解析して、見事レディオヘッドがカセットに隠したメッセージを発見しているようです。コードだと気付いたユーチューバーOooSLAJEREKooOもそのうちの1人。こちらの動画で隠れたメッセージが確認できます。


Video: OooSLAJEREKooO/YouTube


レディオヘッドのリードギタリストでありキーボーディストであるJonny GreenwoodもSpectrum ZXを昔所有しており、OSであるSinclair BASICでのプログラミングを学んでいたという豆知識を持っているファンであればすぐにピンと来たのかもしれません。

オリジナルのOKコンピューターのリリース時には楽曲「Let Down」の中で使われた音の一部をSpectrum ZXで作ったという経緯もあります。

隠れたメッセージは短いものです。

アナタのコンピューターの中には...

Thomas Yorke,
Colin Greenwood,
Jonathan Greenwood,
Edward O’Brien,
Philip Selway,
Nigel Godrich, &
Stanley Donwood

がいます。

と彼らの名前と共にオリジナル版のリリース日である1996年12月19日が記されています。「愛をこめて」という末文が表示されるとカラフルなモザイク風なスクリーン・ディスプレイ・アートが表示されるというもの。さらにコード自体の中に黒のバックグランドに隠された黒いテキストのメッセージもあったとのこと。隠しプログラムの中にさらに隠しメッセージがあったんですね。そこには次のように書かれていたそうです。

おめでとう...アナタは隠しメッセージを見つけました。シド(=シド・バレット)は生きている。うーん...僕ら、もうちょっと外に出て遊んだ方が良いかもね

遊び心が尽きませんね。より一層レディオヘッドが好きになります。


Image: Gizmodo US via YouTube, YouTube
Source: YouTube via The Verge, Reddit via Engadget

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)