夏場によく使うエアコンや空気清浄器…確かに便利ですがコストがネックになりますよね。観葉植物には、低コストながらにも室内の空気を整える嬉しい効果がたくさんあります。ここでは、暑い季節にこそおすすめしたい観葉植物の効果についてご紹介していきますね。

置いておくだけで虫よけ効果がある

観葉植物には様々な種類がありますよね。その中には虫よけの効果を持った植物もあるのは知っていますか?ローズマリーには、防虫の効果を含んだ「カンファー」と呼ばれる成分が含まれています。他にもゼラニウムやレモングラスなど…これらの観葉植物は鉢を置いておくだけで虫が寄って来ませんから、蚊やハエの発生しやすい夏場などにおすすめですよ。まだ免疫力の弱い赤ちゃんがいる家庭なら、殺虫剤よりも優しく虫よけができますね。

グリーンカーテンで室内温度を下げる

暑い日差しを遮る「グリーンカーテン」、話題になりましたよね。植物のカーテンをつくることで日差しを遮り、室内温度を下げることで知られています。ツタやツルが伸びるタイプの植物をフェンスなどに絡み付ける方法が挙げられていますが、窓辺に大きめの観葉植物を置いておくだけでもグリーンカーテンの効果は発揮されます。窓辺に置いておけば光合成を促せますから、室内温度を下げるだけでなく、二酸化炭素を吸って酸素を排出するという観葉植物の強みを大いに発揮できますね。涼しさと空気の良さを同時に手に入れられるのが、グリーンカーテンの魅力なのです。

マイナスイオンでストレスを緩和する

観葉植物はマイナスイオンを発するため、空気清浄器としての役割もあります。マイナスイオンには空気を綺麗にするだけではなく、人のストレスを軽減・緩和させてリラックスを与える効果があるのです。夏バテのような暑い季節に特有の疲労感は、暑さによる自律神経の乱れも理由の一つ。観葉植物のマイナスイオンで心を落ち着けて自律神経が整えば、夏バテの対策にもなりますね。

ハーブは料理にも使えて汎用性抜群

観葉植物として何種類かハーブを置いておくと、虫よけや空気清浄の役割を果たしてもらった後で美味しくいただくこともできます。ハーブティーにしたりサラダやスープ、肉料理の付け合せなど…。ハーブは汎用性が高いですから、料理が一段と楽しくなりますよ。ちなみに手入れが楽な観葉植物については「お部屋にグリーンで癒しを。手入れが楽な植物はコレ!」をご覧くださいね。


writer:さじや