オーバメヤンとミランが個人合意と伊紙報道 ドルト側の要求額103億円で移籍成立なるか

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下部組織から育った古巣への帰還近づく 放出時の約44倍での買い戻しとなるか

 今夏の移籍市場で大型補強を展開しているACミランが、新シーズンを託すストライカーの確保に一歩前進した模様だ。

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、ドルトムントのFWピエール=エメリク・オーバメヤンとの交渉進展を報じている。

 ミランは自らの下部組織から育ち、期限付き移籍を繰り返した末、2012年にサンテティエンヌへ完全移籍させたスピードスターの買い戻しを狙っている。そして、同紙は「ミランがオーバメヤンからの“Si”(イエス)を取りつけた」と報じた。

 クラブのマルコ・ファッソーネCEOは、オーバメヤンが補強ターゲットの一人であることを明言している。そうしたなかで、日本代表MF香川真司とドルトムントで共闘してきたエースは、イタリアへの帰還にGOサインを出した模様だ。

 残る焦点は、クラブ間交渉の行方になる。同紙は、ドルトムントがミランに対して移籍金8000万ユーロ(約103億円)を要求していると報じた。サンテティエンヌに移籍した際の金額は180万ユーロ(約2億3000万円)であるから、約44倍の金額という衝撃的な買い戻し額が提示されている。

 それでも、昨季終盤にクラブ株式を買い取った中国資本のリー・ヨンホン会長は、ストライカー獲得に対しては追加予算を承認しているとも報じられている。チャイナマネーを得て復権への大型補強に打って出ているミランのラストピースは、昨季ブンデスリーガ得点王に輝いた韋駄天ストライカーになることが濃厚になってきたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images