留守番中に散らかす理由は“ストレス”

ゴミ箱がひっくり返っていた、ティッシュペーパーがまき散らされていた、クッションや布団の綿が飛び出ていたなど、疲れて帰宅したら部屋がめちゃめちゃ、もう嫌だ…と犬の飼い主さんならご経験のある話ではないでしょうか。
犬が留守番中に部屋を散らかしてしまう原因は、留守番中の不安や寂しい気持ちが原因でした。ひとりでいる不安や寂しさから、手あたり次第モノに当たったり、気持ちを紛らわせているような状態です。

犬に散らかされないようにするための対策

家の中には犬が遊んだり、噛んでしまっては危ないものがたくさんあります。特になんにでも興味津々な子犬には、あるものすべてがおもちゃになってしまう可能性も。
留守番中に愛犬が部屋をめちゃくちゃにしてしまう原因が、犬のストレスだとしたら、そのストレス回避が対策として有効です。

[閏虍屬魯院璽犬クレートで

飼い主が帰宅して、部屋の惨状に怒号をとどろかせたとしても愛犬にはこれっぽちも堪えません。
きっと明日の留守番中にも同じことを繰り返します。
部屋を散らかされないためにも、犬のためにも、飼い主不在の留守番中はケージやクレートに入っていてもらいましょう。
室内を自由に行動できるようにしておくと、破壊活動だけで済めばまだ良いのですが、誤飲・誤食や怪我があっては大変です。
また、犬は広い場所にいるよりも狭い空間にいた方が落ち着く習性がありますので、愛犬のためにも、ケージ内でよりリラックスした状態で留守番をしてもらいましょう。

さびしがり屋の犬には、ケージやクレートに入れる際に、飼い主のニオイがついたTシャツやタオルなどを一緒に入れてあげたり、犬のお気に入りのおもちゃを一緒に入れてあげてください。
ただし、これまで広い部屋で留守番をしていた犬を急にケージやクレートで留守番をさせることになると、それ自体がストレスとなり逆効果になる場合がありますので、少しずつ慣らしていってください。短時間の練習から始めましょう。

噛んだり壊したりしたら危ないものは置かない

そもそも論ですが、犬に噛まれて困るものは犬の届くところに置かないようにすることです。また犬が散らかせないような部屋づくりを心がけることも予防対策になります。
誤飲・誤食の恐れや、電源ケーブルを噛んでしまっては感電の危険があります。

飼い主がたくさん遊んであげる

ストレスや遊びの延長で物を壊したり散らかしたりしてしまう場合は、愛犬と遊ぶ時間をたっぷりと取ってあげてください。心の充足感や、飼い主との信頼関係が解消してくれる場合もあります。
また留守番をさせる場合は、その前にたっぷりと散歩に行ってあげることも有効です。特に体力のある若い犬の場合は、日中の留守番中にエネルギーがあり余っていることが原因で破壊活動に勤しんでいる可能性があります。

こんではいけないものを教える

手あたり次第ものを壊したり、噛み散らかしたりしてしまう犬には、噛んではいけないものを教える必要があります。
犬が噛んでいるのを見つけたら、「ダメ」「NO」と噛んでいるものを口から離すように命令して、オスワリ・マテなどのコマンドを行ってください。それが出来たら褒めてあげましょう。これは根気強く何度も行います。舐めると苦い味のするスプレーを利用する方法もあります。
また、普段からクッションやタオルで犬と遊んでいると、犬にとってそれらは遊んでいいものという認識になってしまいますので、愛犬と遊ぶときは必ずおもちゃを使用することをおすすめします。

まとめ

留守番中にケージに愛犬を入れておくことを「閉じ込めるなんてかわいそうだ」と考える飼い主さんもいるようです。しかし、愛犬の安全や心理を考えるとそうではありません。飼い主が外出し不安な留守番でも、ケージ内でリラックスした状態で過ごせるよう、子犬の頃からのケージトレーニングは重要です。たまに、愛犬が悪さをしたときに「おしおき」としてケージやクレートに閉じ込める話を聞きますが、これは絶対にやってはいけない行為です。愛犬にはケージもクレートも、罰を受ける嫌な場所ではなく、安心できる場所でなくてはけません。
記事中に紹介した内容が全て正解というわけではありませんので、留守番中の愛犬のストレスを軽減するために、愛犬に合った方法を探してみてくださいね。

我が家の場合は、部屋を片付けることと、たっぷり散歩に出かけることでだいぶ解決しました。
もし、子犬期の活動的なワンちゃんの破壊や散らかす活動に辟易している飼い主さんがいらっしゃったら、それは成長とともに落ち着くかもしれません。あまり悩み過ぎず、くれぐれも愛犬に危険がないように、前述した遊んではいけないものを教えたり、充分に構ってあげるなどを心がけながら愛犬の成長を待っていたら気が付いたら解決しているかもしれません。