大人の魅力が堪能できる“トラップ・バラード” / 「フェティッシュfeat.グッチ・メイン」セレーナ・ゴメス(Song Review)

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 2017年5月18日にリリースしたばかりの「バッド・ライアー」に続き、新曲「フェティッシュfeat.グッチ・メイン」を7月13日に急遽発売した、セレーナ・ゴメス。プロデュースは、デミ・ロヴァートやフィフス・ハーモニーなどを手掛ける、スウェーデンのプロデューサー、ジョナス・ジェバーグが担当。フィーチャリング・ゲストには、レイ・シュリマーと「ブラック・ビートルズ」を大ヒットさせたばかりの、グッチ・メインがクレジットされている。
 
 曲を制作したのは、米バージニア州出身の美女シンガーソングライター、クロエ・アンジェライズ。セレーナが2015年に発表した2ndアルバム『リバイバル』収録の「ソーバー」と「コロン」を担当した、注目のトラックメイカーだ。彼女の他には、デイヤやトロイ・シヴァンなど注目の新人を手掛けるレランドと、フロー・ライダーの「アイ・クライ」(2012年)や、ナタリー・ラ・ローズの「サムバディfeat.ジェレマイ」(2015年)などの全米TOP10ヒットを輩出した、ザ・フューチャリスティックスが参加している。

 新曲「フェティッシュ」は、自身の大ヒット曲「グッド・フォー・ユーfeat.エイサップ・ロッキー」(2015年)を彷彿させる、ミステリアスな雰囲気漂うナンバーで、ユルい重低音に電子音をミックスした“トラップ・バラード”と呼ばれる最新の流行を取り入れている。「私の身体に夢中なの?」と歌うセクシーな歌詞の世界観を、吐息交じりのボーカルで見事表現しているセレーナ。来週、7月22日に25歳の誕生日を迎える彼女が、20代後半ならではの、大人の色気を醸している。

 アート、楽曲、ビデオすべてがキュートだった前作「バッド・ライアー」とは対照的に、故障した車をバックに、紙袋をぶらさげ意味深に佇んでいるアートワーク、掴みどころのないサウンドなど、クールな仕上がりとなっている「フェティッシュ」。現在のところ詳細は未定だが、この2曲が収録される予定の新作は、セレーナのキュートな面も、クールな面も、どちらも併せ持つ作品になるかもしれない。


Text: 本家 一成

◎リリース情報
「フェティッシュfeat.グッチ・メイン」
セレーナ・ゴメス
2017/7/13 RELEASE