京都の中心から車で30分の宇治市内で先月(2017年6月)から大型の野犬が鹿を襲う事件が起き、警戒が続いている。体長1.5メートルのシェパードらしく、放し飼いや捨てられて野性化したのだろうか。「今も行方がわかっていません」(司会の羽鳥慎一)という。

6月24日、小学校通学路のそばで襲撃を目撃した地元住民が警察に通報した。先週金曜(2017年7月14日)にもそこから800メートルほどの住宅街で30分間も泣き続ける鹿の声に住民が行ってみると、犬がかみついていた。警察官が駆けつけたが、犬は山に逃げてしまったそうだ。このときに住民が撮影した映像には黒いシェパードが写っていた。

近所の男性が「地面に寝転がっているのを見た。気味が悪かった」と話す。その取材中に「あっ、あっ、あっ」という声があがった。黒い大型犬が横切る姿がカメラにとらえられた。付近にしばしば現れ、人が追うと山に逃げるという。半径5キロ以内に小学校が14、幼稚園・保育園が21、駅や平等院鳳凰堂もある。

知能高く捕獲難しい

シェパードは人に従順で、警察犬にもよく採用されるぐらい知能が高い。そのぶん人間の行動を先読みすることもあり、野犬化すると捕まえるのがむずかしい。

菅野朋子(弁護士)「この犬、もともとは野犬ではないですよね?」
羽鳥「人間から逃げたのか、飼い主が放棄したのか」
青木理(ジャーナリスト)「飼い主が高齢化して飼えなくなったことも考えられる。人間が生み出したものかもしれない」

人が襲われる可能性があり、狂犬病も怖い。ペットの管理はもう社会問題だ。自由に飼ったり放したりしてよい時代ではない。国や自治体は危険な現状をいつまで放置しておくのか。