「そろそろ自分でやってほしい」と思いながらついつい手が出るお母さん



小学2年生のNちゃん。小学校生活にも慣れ、毎日楽しく学校へ通っていましたがお母さんには心配なことがありました。それはNちゃんがなかなか自分から行動できないこと。学校の支度から習い事の準備、毎日のお洋服選びまで全部お母さん任せだったのです。お母さんは毎日「お支度したの?」「レッスンバッグは持ったの?」「忘れ物はない?」いつも心配ばかりしていました。

「自分でしたい!」子どもの自立はこの気持ちからスタートします



子どもの成長には段階があります。自立した子になってほしい!そう願う気持ちから「自分でしなさい!」「自立しなさい!」そう言われて自立できる子などいません。自立のためには「自分でしたい!」「自分でしなきゃ!」と思える気持ちが大切なのです。すると自分で成長したいという気持ちを持つようになる。これを成長の欲求といいます。どんな子どもも本能的に成長したいという欲求を持っているのです。

忘れ物をしないように、失敗しないように。お母さんの心配が自立を妨げます



子どもには恥ずかしい思いをしてほしくない。悲しい気持ちにさせたくない。どんなお母さんも子どもに対してこんな気持ちを抱くのは同じです。しかし子どもは失敗や恥ずかしい思いをしたとき、はじめて大きく成長をすることも確かです。失敗したからこそ次は忘れ物をしないように「自分でお支度しなきゃ!」「やりたい!」に変わっていくでしょう。

予測脳を育てるクエスチョン法でさりげなく子どもの行動をサポートしよう



4歳を過ぎた頃から、子どもには物事を予測する能力が養われます。予測脳を育てるためには、次にすることを想像するための質問が有効なのです。「お支度したの?」「宿題したの?」と言うよりも学校から帰ったタイミングで「帰ってきたらまず何するの?」と質問してみましょう。すると自分でどうするべきかを考える力が育ちます。Nちゃんの考える力もこの質問でどんどん成長をしていきました。

今日の1日1成長



自立させるには「帰ってきたらどうするの?」予測脳を育てる質問をしよう子どもの考える力も1成長、お母さんの質問力も1成長。うえだきょうこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/