ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

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「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙もスイスが誇るマエストロに最大級の評価

 男子テニスのウィンブルドンは16日に決勝戦が行われ、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)がマリン・チリッチ(クロアチア)にストレート勝ち。わずか1時間41分で、史上最多となる通算8度目の優勝を飾った。35歳にして自身が持つグランドスラム最多優勝記録を19に伸ばしたフェデラーには、「不滅の歴史を作りつつある」との声も浮上している。イタリアのスポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 カルチョ(サッカー)を中心にスポーツ報道を行うイタリアのガゼッタ紙も、大会を通じて1セットも失わないパーフェクトな戦いを見せたスイスのマエストロの偉大さに感銘を受けたようだ。

「2003年7月6日から2017年7月16日にかけて、ウィンブルドンを8度制したのに加え、全米オープンを5回、全豪オープンを5回、全仏オープンを1度、優勝を収めている。スポーツ界における不滅の歴史を創りつつある伝説的な勝利の連鎖だ」

 各国のメディアから「フェデラー王」「魔法のフェデラー」「ロンドンの芝は彼の庭」とまで称される“芝の帝王”に対し、ガゼッタ紙も最大級の評価を与えている。

 グランドスラムは1968年にオープン化され、プロ選手も参加可能になった。フェデラーの「35歳342日」での優勝はウィンブルドンにおける男子シングルス最年長記録となったが、1877年の大会創設以降で見ると史上6番目だったという。ちなみに、1位は1909年にアーサー・ゴア(英国)が41歳6か月で優勝を果たしている。

 来月8日に36歳の誕生日を迎えるなか、今なお進化を続ける「キング・フェデラー」は、スポーツ界の至高の存在としてさらなる輝きを放つ。