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コーヒーは、深煎りの香り高い豆を楽しむシアトル系コーヒーチェーンを中心とした「セカンドウェーブ」の時代から移ろい、今は豆の素性にまでこだわって1杯1杯をハンドドリップする「サードウェーブ」の時代と言われている。そこで注目を集め始めているのが電気ケトルだ。お湯の出方を細かく操作できるだけでなく、コーヒーや紅茶、緑茶、中国茶など飲み物に最適な温度で沸かせる温度調節モデルも増えている。そこで今回は、1万円前後のモデルを中心に、電気ケトルの使い勝手を比較してみることにした。

 

レコルト

スマートケトル

実勢価格:9720円

50℃〜100℃の範囲で5℃ずつ温度設定が可能な電気ケトル。設定温度に達するとアラーム音でお知らせしてくれるだけでなく、約30分間の自動保温機能も備えている。50℃〜90℃まで設定した場合は設定した温度で保温し、95℃、100℃に設定した場合は90℃で保温してくれる。加熱や保温中には湯温を1℃単位で表示してくれる(30℃〜100℃の範囲)。ステンレス製のシンプルながらスタイリッシュなデザインも魅力の一つだ。カラーはホワイトとブラックの2色を用意している。

沸騰速度



消費電力が1000Wと低めなので、沸騰速度は比較的遅めだ。ステンレス製のため外から水量は確認できないが、「MAX」、「MIN」の目盛りは比較的見やすい。(3分57秒/500ml)



注ぎやすさ



沸騰時の吹き出しを抑えて湯量のコントロールもしやすいように、注ぎ口にメッシュが付いている。実際にドリップ時の細かいコントロールはしやすい。(約5秒/500ml)



使い勝手の良さ



ほかの温度調節機能付き電気ケトルは電源台に操作パネルが付いているが、こちらはグリップの上部に搭載。ボタンも表示も分かりやすくて迷わずに使える。



お手入れ



開口部がかなり広いため、手をすっぽりと入れられる。手入れのしやすさは抜群だ。ただし操作部がグリップ上部にあるので、その部分を濡らさないように注意する必要がある。



IT・家電ジャーナリスト/安蔵靖志の評価





スマートで省スペース設置が可能。使い勝手もコストパフォーマンスも良い

沸騰速度は速度は決して速くはないが、5℃単位で設定できる温度調節機能がかなり便利。電気ポットのようにまっすぐ立ち上がったフォルムになっているので、1Lと大容量なのにも関わらず、設置スペースがほかのモデルに比べて小さいのも大きな魅力だ。ドリップ用ケトルのようなかわいらしさはないが、ステンレス製の本体はスマートな印象で高級感もある。コーヒーのハンドドリップなどはそれほど得意ではないと思うが、手入れがしやすくてコストパフォーマンスも高いため、幅広いユーザーにオススメできる。

安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー、AllAbout家電ガイド。KBCラジオ「キャイ〜ンの家電ソムリエ」にも出演中。

※『デジモノステーション』2017年5月号より抜粋

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