ビッグネームの移籍が世間を賑わせている欧州サッカー界のマーケットだが、一方でフリーでありながら所属先が見つからない選手たちも少なくない。そのひとりが、なんとLinkedinで職探しをしている。しかも、かつてワールドカップ(W杯)を制した経験を持つプレーヤーだ。

その選手とは、元イタリア代表のクリスティアン・ザッカルド(35)。イタリアの名門ミランにも所属した経験を持ち、イタリアが制した2006年のドイツW杯優勝メンバーのひとりである。ヴォルフスブルクでブンデスリーガのタイトルを獲得したこともある選手だ。


2004年から所属したパレルモで活躍したザッカルドは、ヴォルフスブルクを経てパルマへ移籍。その後、出場機会には恵まれなかったがミランにも在籍した。2015年にミランを退団してからは、カルピ、ヴィチェンツァでプレーしている。

だが14日、ザッカルドはそのヴィチェンツァとの契約を解消。そして世界最大級のビジネス特化型SNSに登録し、イタリア語と英語で次のように自己紹介したのだ。


「2018年までだったヴィチェンツァとの契約を解消。現在はフリーのサッカー選手。肉体的には好調で、まだあと2年はハイレベルなプレーが可能。私を獲得した者は良いビジネスができると思います。真面目でプロフェッショナル、そして強い選手です!」

さらに、経歴として次のようにこれまでの戦績を並べている。

セリエA 381試合出場、22得点
ブンデスリーガ 15試合出場、1得点
UEFAチャンピオンズリーグ 1試合出場
UEFAヨーロッパリーグ 15試合出場、2得点
イタリア代表 17試合出場、1得点
U-21イタリア代表 21試合出場、2得点
U-20イタリア代表 9試合出場
U-18イタリア代表 6試合出場
U-16イタリア代表 8試合出場、1得点
レーガ・プロ 28試合出場
セリエB 24試合出場、2アシスト

世界王者にまで登りつめた選手が、SNSで職探し――時代を感じさせるが、そのインパクトは小さくない。すでに一部の記者が注目しており、4000名を超える「フォロワー」も生まれている。


ザッカルドは自身が望む新チームを見つけることができるのか。このニュースを伝えるツイートをリツイートしているところからも、必死さがうかがえるが…?