オランダ・フェイフハウゼンで行われた、MH17便撃墜事件犠牲者を悼む記念施設の公開式典に出席したウィレム・アレクサンダー蘭国王(中央左)とマキシマ王妃(中央右、2017年7月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】マレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便が内戦下のウクライナ東部で撃墜された事件から3年となった17日、オランダで犠牲者数と同じ298本の木をリボン形に植えてつくられた「生ける追悼施設」の公開式典が行われ、犠牲者の遺族ら2000人近くが参列した。

 式典は、MH17便が離陸したオランダの首都アムステルダム(Amsterdam)のスキポール(Schiphol)空港に近いフェイフハウゼン(Vijfhuizen)の公園で厳粛に行われ、同国のウィレム・アレクサンダー(Willem-Alexander)国王とマキシマ王妃(Queen Maxima)、同国政府・国際機関の職員らも出席した。

 同便はアムステルダムからマレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)に向かっていた。犠牲者はオランダ人が大半だが、ほかにもオーストラリア、英国、マレーシア、インドネシアなど9か国の国民が含まれている。

 3年前のこの事件をめぐっては、一人の容疑者も逮捕されておらず、今月に入ってから、オランダではいかなる裁判も行われないことが発表された。

 オランダ主導の捜査活動の結果、MH17便の撃墜に使われたのは、ウクライナの親ロシア派反政府勢力によってウクライナ東部に持ち込まれたロシア製地対空ミサイル「ブク(Buk)」だったとの結論が下され、約100人が事件に関連し指名手配されている。
【翻訳編集】AFPBB News