提供:週刊実話

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 『ライフ』…、最初にタイトルを聞いたとき、重めな“人生再生物語”をイメージしました。ところが、これが夏にピッタリで最高に楽しめるSFパニックスリラー映画だったんです!
 地球外生命体を長年研究し、やっと新しい生命を発見した6人の研究者たち。世界中に衝撃と感動が走り、宇宙船に乗っているみんなはヒーロー扱いです。
 とっても小さな生命を“カルヴィン”と命名。かなりキュートな生物なんだけど、とにかく謎だらけ! それぞれの専門分野で働く宇宙飛行士たちは、この“宇宙船”という密室と無重力空間で、どんな大発見をするのか? パニック映画だけど、ちゃんと全部に意味があって、物語の中で迷子になることもない。研究をしながら地球と交信する彼らから見えてくる人間ドラマも、見どころの一つとなっています。

 そんなストーリーも最高ですが、嬉しいことにキャストも豪華! まず、私の大好きなライアン・レイノルズ。超演技派なのに、イケメン過ぎなのか、そこまで評価されていないのが残念。今回は、彼の表現に注目してほしい!
 続いて、“毎回、目玉を入れ替えているのでは?”と思うくらい、目の奥から表情を変える演技と、体重を自在に増やしたり減らしたりするジェイク・ギレンホール。さらに女性は、『ミッション・インポッシブル〜ローグ・ネイション』で見る者を魅了したレベッカ・ファーガソン。そして、もはや説明するまでもない日本を代表する俳優、真田広之さんも、めっちゃくちゃいい役で出ています。

 真田さんが宇宙飛行士を演じるのはなんと4回目! すっかり宇宙の似合う男ですが、無重力を表現するために、撮影ではロープに身体を任せる日々が続いたそうです。
 でも、撮影がどんなに辛くても、宇宙服を見ると日の丸がある。だから、国を背負って頑張るしかないと思ったそうで、そんな秘話にも笑わせてくれました。

 この作品は、ただのパニックだけでなく、人間に向けた裏のメッセージがあるような…。それはすなわち、“宇宙の研究では、みんなが思ってるものとは違うかもしれないし、そっとしておいた方がいいこともある”という意味。これが含まれている気がします。
 “カルヴィン”はどんな生物か!? 1人でも、デートでも、友達同士でも楽しめるザ・エンターテインメント作品。私はこのラストが大好き!

■『ライフ』
出演/ダニエル・エスピノーサ
出演/ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之、アリヨン・バカレ、オルガ・ディホヴィチナヤ
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 7月8日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。
 火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始。神秘な地球外生命体の生態に驚く彼らだったが、その細胞は次第に進化と成長を遂げて高い知能を持つようになり、宇宙飛行士たちを襲いはじめる。翻弄される宇宙飛行士たちは、次第に関係が狂い出し、命を落とす者まで現われるようになるが…。

LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。