恋人の死をめぐって過去の自分との対立も (C)2016 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

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 仏作家ギヨーム・ミュッソ氏のベストセラー小説を韓国を舞台に映画化した「Will You Be There?(英題)」が、「あなた、そこにいてくれますか」の邦題で10月14日に公開される。このほど、主人公がタイムスリップで過去の自分と出会い、現在と過去の2人の“自分”が、死ぬ運命の恋人への思いを募らせる様子を収めた予告編が公開された。

 映画は、ミュッソ氏の小説「時空を超えて」を原作に、過去に亡くなった恋人に会うため過去へとタイムスリップし、過去を書き換えるか否かで苦悩する男の姿を描いたラブストーリー。「結婚前夜 マリッジブルー」のホン・ジヨン監督がメガホンをとった。

 2015年、カンボジアで赤ちゃんの手術をしたお礼に、願をかなえてくれるという薬を10錠受け取った医師ハン・スヒョンは、30年前に亡くなった恋人ヨナにもう1度会いたいと願う。半信半疑で薬を飲むと1985年にタイムスリップし、過去の自分にヨナが死ぬことを明かしてしまう。過去のスヒョンはヨナを救いたいと願うが、それは未来のスヒョンが関わる人々に多大な影響を与えることを意味しており、2人は葛藤する。

 現在と過去のスヒョンを、「チェイサー」「海にかかる霧」などのキム・ユンソクと若手注目俳優ピョン・ヨハンが2人1役で演じ、ヨナにはチェ・ソジンが扮している。

 予告編は、ガンに侵され余命わずかのスヒョンが、タイムスリップする姿から始まる。過去のスヒョンはヨナを救うと主張するが、現在のスヒョンは「ダメだ」と即答。ヨナが生きていれば、現在に生きる自分の娘は生まれてこないと説得するが、2人は対立する。映像の最後には、もうすぐ死ぬ運命のヨナを複雑な表情で抱きしめる過去のスヒョンが映し出され、切ない展開を予感させる仕上がりとなっている。

 「あなた、そこにいてくれますか」は、10月14日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷他全国で順次公開。