恋愛ド素人OLの不器用な恋物語 (C)2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会

写真拡大

 芥川賞作家・綿矢りさ氏の小説を実写化し、松岡茉優が映画初主演を飾る「勝手にふるえてろ」が12月23日に公開されることがわかった。あわせて、共演の渡辺大知がボーカルを務めるロックバンド「黒猫チェルシー」による書き下ろし楽曲「ベイビーユー」が主題歌に決定し、劇中カットを使用した冒頭15秒のトレーラーもお披露目された。

 映画は、恋愛ド素人のOL・ヨシカ(松岡)が、突然告白され付き合うことになった会社の同期“ニ”(渡辺)とのリアルな恋愛関係と、中学時代から片思いをしている“イチ”(北村匠海)との妄想の恋を、悩み傷つきながら同時進行させる様子を描いたコメディ。大九明子監督が「放課後ロスト」「渚の恋人たち」に続き、松岡と3度目のタッグを組んでメガホンをとっている。

 16日には、「黒猫チェルシー」のメンバーとして参加していた北海道・岩見沢の野外音楽フェスティバル「JOIN ALIVE 2017」のステージで、主題歌を手がけることをファンに報告した渡辺。「『映画が終わるとき、こんな感じで終わってくれたら、おれは嬉しい!』っていう自分なりのこの映画への愛が伝わればと思って曲を書きました」と思いの丈を述べ「出演して、現場の空気を感じた上で主題歌を作れたのはとても贅沢なことだなと思います」と告白している。そして「実際にこの曲が映画でかかるのはまだ見れてないんですが、試写を観た主演の松岡さんが『主題歌、素敵だった』と言ってくれて、それが嬉しかった。いい曲ができちゃったぜ」と語っている。

 「壁ドン顎クイ肩ズンそりゃあキュンキュンするけれど『ベイビーユー』を例えるなら“不器用に正面からただ抱きしめる”」と説明した松岡は「映画をご覧の際にはぜひこの温かさを感じてください」とアピール。一方、大九監督は「主題歌…というよりはむしろ、この映画をどう終わらせるかを考えた時、大知君演じるところの“ニ”君の歌声でしめたいと思い『黒猫チェルシー』にお願いしました」とオファーの経緯を明かした、そして「大知君は、凄く真面目に頭で考えるタイプで、決して『あ、降ってきた』とか言って曲を作る人ではないのです。悶え苦しむ姿は、まるで“ニ”っぽくて、超絶チャーミングでした」と振り返り「おかげさまで聴きたかった楽曲を頂戴できて嬉しゅうございます」とコメントを寄せている。

 「勝手にふるえてろ」には、石橋杏奈、古舘寛治、片桐はいりも出演。12月23日から東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開。