「シンジと僕は似ている」…ゲッツェが語る香川「ピッチで楽にプレーできる」

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 ドルトムントに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが、チームメイトの日本代表MF香川真司について語った。

 現在アジアツアー中のドルトムントは、15日に行われた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017で浦和レッズと対戦し、3−2の逆転勝利を収めた。代謝異常により長期離脱を強いられていたゲッツェは、同試合で5カ月ぶりに実戦復帰を果たしたが、香川は左肩負傷の影響で欠場。日本での2人の共演は叶わなかった。

 2人は2010−11シーズンにドルトムントの9年ぶりのブンデスリーガ制覇に貢献。翌11−12シーズンはリーグ連覇とDFBポカール優勝の2冠も経験した。香川は2012年にマンチェスター・Uへ移籍したが、2014年に復帰。ゲッツェも2013年にバイエルンへ移籍したが、同じく2016年に古巣へと戻った。

 ともにドルトムントの黄金期を支え、一度はクラブを離れたものの、同じような経緯で再びチームメイトとなった香川について、ゲッツェは「素晴らしい選手」と語る。

「サッカーに対する考え方が僕と似ている。お互いをよく理解しているので、ピッチでも楽にプレーできる。僕らはどちらも守備が好きじゃないしね(笑)。素晴らしい人間だし、とても優秀な選手だ」

 完全復活に向けて新たな一歩を踏み出したゲッツェと左肩負傷からの復帰に近づいている香川。新シーズンでは2人の息の合った共演に期待が高まる。