7日ソフトバンク戦では代打で凡退 ©共同通信社

 アメリカのテレビ局CBSスポーツ(電子版)は5日(現地時間)、日本ハムの大谷翔平(23)に関して「今季終了後にメジャーへ移籍する可能性は低くなった」と報じた。メジャーでは昨年12月から外国人選手との契約金制限の適用年齢が23歳未満から25歳未満に引き上げられ、大谷を含めて該当する若手外国人選手との契約が2日に解禁。既に多くのメジャー球団が多額の資金を使っているため〈大谷獲得資金があまり残されていない〉というのである。

 本当にそうなのだろうか。

「普通なら、行かないでしょうね」と語るのはメジャー担当記者だ。

「実は、今、メジャーでも“二刀流”がトレンドになりつつあるんです。今年のドラフトでは“二刀流”の選手2名が指名されており、現役選手で二刀流に挑戦しようとしている選手も複数います。いわば、元祖である大谷の商品価値を考えると安売りはもったいない」(同前)

 だが裏を返せば、障害は金額だけともいえる。

「大谷自身は過去のインタビューで『お金の問題じゃない』と答えている通り、金額にはこだわらないのでは」(スポーツ紙デスク)

 未だ自動車免許もとらず、オフの日もほとんどジャージで過ごすという大谷。

「同僚が夜の街に誘っても『飲みに行くなら行きません』と断るから、もう誰も誘わなくなったほど。本当にお金の使い途がない(笑)」(同前)

 では大谷を送り出す球団側の意向はどうなのか。

 肉離れのため4月以降、戦列を離れていた大谷は、6月27日にようやく打者として復帰したばかり。(注・7月12日には投手としても復帰登板)

「今季、チームに十分に貢献できていない状況をどう考えるかですね」(同前)という声もあるが、ベテラン記者は次のように指摘する。

「球団側は、〈大谷は昨年の活躍でチームへの貢献は既に果たした〉という認識で、大谷もそう説明されているようです。メジャーのスカウトも、大谷がリハビリ調整している頃に、球団側から〈ケガはしたけどポスティング移籍には影響ない〉との情報を得ている。今オフのメジャー移籍にむけて、球団側もバックアップに動いています」

 球宴出場は“花道”へと続くのか。

(「週刊文春」編集部)