平成の学資保険は元本割れになるケースがほとんど

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かけようと思えば際限なくかかるのが、今どきの子どもの教育費。親が自分にしてくれた「昭和の常識」は平成では通用しません。貯めどきにはコツコツ貯めて、かかりどころの大学進学では慌てずに使えるようにしておきたいもの。そこで、ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんに、具体的にいくら、どうやって貯めるのがおすすめか、教えてもらいました。

【画像を見る】子どもが高校を卒業するまでに、最低でも300万円を目標に積み立てよう

【どう貯める?】

昭和→子どもが生まれたら、学資保険に加入

平成→学資保険では増えない時代。ほかの積立貯蓄でOK

昭和の教育費の常識は、「子どもが生まれたら学資保険に加入して、教育費を貯め始める」というものでした。昭和から平成の初めまでは5%以上あった生命保険の予定利率がマイナス金利政策を受けて、ことし4月には0.25%にまで引き下げられ、貯蓄目的で学資保険に加入しても、増えないばかりか元本割れになるケースがほとんど。これから貯め始めるのなら、銀行の自動積立定期預金や勤務先でできる一般財形貯蓄など、積み立て型の金融商品を選んだほうがよいでしょう。

【いくら貯める?】

昭和→子どもが高校を卒業するまでに教育費200万円を貯めよう

平成→最低でも300万円を目標に積み立てを!

教育費は早くからコツコツ貯めるのが鉄則。大学進学の費用は大幅に上がっています。子どもが高校を卒業するまでに1人当たり最低300万円を目標に。下記のように、まずは、行政から受け取る児童手当を貯めていくと200万円くらいになります。小学校時代は月に2万円、中学・高校は塾代などがかかるので月に1万円貯蓄すれば216万円になり、合計400万円余り貯まる計算です。お年玉や入学祝なども貯めておきましょう。兄弟がいる場合は、口座を別にしたほうがいいですね。

【400万円も貯まる!教育費の貯めワザプラン(年収960万円未満の世帯で、第1子・第2子の場合)】

1.児童手当を全部貯める

・3歳になるまで月に1万5000円もらえる → 1万5,000円×12カ月×3年=54万円

・3歳.中学を卒業するまで月に1万円もらえる → 1万円×12カ月×13年=156万円

合計 最大で210万円(誕生月によって受取額が変わる)

2.毎月1万〜2万円を積み立てる

・小学生のうちは月に2万円積み立てる → 2万円×12カ月×6年=144万円

・ 中学、高校になったら、月に1万円積み立てる → 1万円×12カ月×6年=72万円

合計 216万円

1と2で400万円も貯まる予定!

子どもにかかるお金が少ないうちこそ、貯め時! 早くからの準備で平成の教育費を乗り切りましょう!