15日、中国のポータルサイト・今日頭条が、訪中外国人旅行者が少なくなっている感じがする理由について分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は上海。

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2017年7月15日、中国のポータルサイト・今日頭条に、訪中外国人旅行者について分析する記事が掲載された。

記事は、最近観光地で見かける外国人が少なくなってきていると指摘。しかし、訪中外国人数のデータを見ると、2007年まで訪中外国人は上昇を続け、金融危機の時期に減少したものの、ここ数年は2007年とほぼ同じ2600万人前後の数を保っており、大幅に減少はしていないという。

ではなぜ外国人旅行者が「減った感じ」がするのだろうか?その1つの理由が、中国人の国内旅行が増えたためだ。つまり相対的に外国人が減ったような感覚を抱くという。

2つ目の理由は、中国旅行は決して安くなく、お得感がなくなったこと。以前は物価が安かったものの今は物価が上昇し、インドやネパール、ベトナムなどへ外国人旅行客が流れているという。

3つ目の理由は、外国人が中国の観光地に満足しなくなったためだ。外国人が旅行に来るようになった80年代には、外国人の好奇心を満たす観光地が多くあったが、今では普通の観光地に満足せず、体験型の旅行を求めるようになったため、観光地で外国人を見かけなくなったのだとした。

これに対し、中国のネットユーザーから「中国の観光地の入場料に大きな問題がある。高すぎるんだ」、「20年前、欧米人は数カ月分の給料があれば1年間中国で遊べた。でも今は1週間も遊べない」など、物価の高さに原因があるとの意見が多く寄せられた。

また、「中国人の民度の低さは、中国人ですら目を覆うものがある。外国人からしたらなおさら」、「『中国人は自分の国の人ですらだますので恐ろしい』とドイツ人が言っていた」などの理由を挙げるユーザーもいた。いずれにしても、外国人にとって中国旅行はそれほど魅力的ではなくなっているようである。(翻訳・編集/山中)