iPhoneのすべてのアプリ広告表示をブロックする人気アプリが、App Storeでのアップデートを却下されていたことが分かりました。その理由について米メディア9to5MacがAppleに質問したところ、回答がありました。

人気広告ブロックアプリがアップデート却下

iPhoneでの広告表示ブロックは、SafariでのWebブラウジング中に広告の表示を制限するSafariのコンテンツブロッカー機能がiOS9で導入されています。
 
米メディア9to5Macによると、ダウンロード数約100万件の人気アプリAdblockと、同じく約70万件のWeblockが、最近アプリのアップデートをApp Storeから却下されています。
 
両アプリは、VPN接続を利用し、Safariに限らず他の全てのアプリで広告表示をブロックする機能を持っています。
 
9to5Macは、VPN接続機能を本来の目的以外に使用したことにより、App Storeの審査ガイドラインの新項目4.2.1に抵触したためではないか、としてAppleに質問していました。
 

4.2.1 アプリケーションではその用途に合ったAPIおよびフレームワークを使用し、アプリケーションの説明に記載してください。たとえば、HomeKitフレームワークではホームオートメーションサービスを提供する必要があります。HealthKitは健康とフィットネスの目的で使用され、ヘルスケアアプリケーションで使用される必要があります。

却下の原因は「他のアプリへの影響」

今回のアプリアップデート却下の理由について、Appleからは以下の回答がありました。
 

これはガイドラインの新項目によるものではありません。App Storeでは、他のアプリの動作や性能に影響を及ぼすアプリを認めていません。我々は、広告を通じてアプリ開発者たちが収益を得ることを支援しています。

 
なお、今回アップデートが却下された両アプリとも、本稿執筆時点ではいずれも日本のApp Storeでもダウンロード可能な状態が続いています。

 
 
Source:9to5Mac, App Store審査ガイドライン
(hato)