「続・深夜食堂」小林薫“現在負担は感じませんが、5年後はわかりません”

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日本映画「続・深夜食堂」の小林 薫が演じた“マスター”に対して愛情を示した。

小林薫は、ソウルインペリアルパレスホテルにて行われた映画「続・深夜食堂」のインタビューで、作品に対する愛着と意味を伝えた。

「続・深夜食堂」は、「深夜食堂」に対して多少重い題材で、死を見せることで人生について語る。本作はお客さんが注文する料理を作ってあげながら、彼ならではの方法で慰めるマスターを中心に、各人物たちのエピソードが描かれる。小林 薫はドラマ「深夜食堂」では9年目、映画としては「深夜食堂」「続・深夜食堂」と観客たちにマスターとして愛されている。

――2009年から「深夜食堂」シリーズに出演していますが、負担はありませんか?

小林 薫(以下、小林):まだ負担はないですね。もしかしたら5年後には感じるかもしれませんが(笑) 続けて出演しているのではなく、2〜3ヶ月ぐらいドラマに出演して2年間休むパターンだったので、初めて出演してから9年と言われますが、大丈夫でした。

――映画「続・深夜食堂」では三つのエピソードが登場します。その中で最も愛着を持っているエピソードはありますか。

小林:演技する立場としては、すべてのエピソードに愛着を持っています。ただ映画では、一番目のエピソードが一番短くて、三番目のエピソードが一番長くて、30〜40分ぐらいになるんですね。その分だけ、感情の割合はやはり違います。しかし僕たちが現場で演技する時は、特別にあるシーンだけに愛着を持ったりはしないですね。

――三つのエピソードの連結地点はありますか?

小林:「続・深夜食堂」に出る三つのエピソードは、原作にはない監督のオリジナルストーリーです。すべて女性が登場するんですが、全員30代半ば以上の方たちです。一番目のエピソードは30代半ばに入った女性の話、二番目は母親の話、三番目は人生の終わりを迎えるおばあさんの話が出てきます。みんな人生のピークを生きているのではなく、そこを通り過ぎた時期を生きている人物だと思うんです。最初の女性はいきなり試練に見舞われますし、喪服を着て登場します。三番目の物語は死が迫った人が、人生の最後を準備する話が描かれています。二番目の話は稼業を続けている女性の話ですが、夫が死んで次の世代につながる側面がある。死または消えてしまう存在に関する内容が、作品全体に溶け込んでいると思います。しかし死を描くよりは、それを意識することで逆に人生を強調しているという感じがしました。死を感じさせることで、人生について語っているんです。

――前編に比べてこの映画ではマスターの話が少ないですが、残念ではありませんか?

小林:後で聞いたらそうだったみたいですね。今考えてみたら、確かに少なくなった気がします。逆に、前編はたくさん出演したみたいです。もしマスターの生活や自身に関する話を加えるなら、漬物を作って持って来てくれるおばさんの話を入れたりしたらいいんじゃないですか(笑) エピソードの間に入れる事は簡単ではないので、どうなるか分かりません。

――「深夜食堂」のマスターとして、いつまで活動しようと思っていますか。

小林:5年後には演技に問題が発生するでしょう(笑) 漫画ではマスターは年を取りませんが、ドラマや映画では年齢を感じることができると思います。日本では有名な寿司職人で、90歳で活躍されている方がいらっしゃいますよ。

「深夜食堂」の原作は日本アマゾン(Amazon) 基準での評点が満点で、日本だけで240万部の売上を記録したほど人気の高い作品だ。「深夜食堂」の作家である安倍夜郎は、共感を引き出すことができるストーリーと題材の斬新さが認められ、2010年「第55回小学館漫画賞」の一般部門と「第39回日本漫画家協会賞」で大賞を受賞した。

「続・深夜食堂」は今日も疲れた人たちを慰めるため、夜遅くまで営業する特別な食堂の話だ。観客に美味しい料理と一杯のお酒を伝え、温かい慰めと共感メッセージを伝える。韓国で6月8日に公開された。