去年工場で働いていたブラモール、アーセナルでのデビューに感涙

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『Football.London』は13日、シドニーFCとの試合でアーセナルでのデビューを飾ったDFコーエン・ブラモールのインタビューを掲載した。

ヘドネスフォード・タウンでプレーしていたところをスカウトのブライアン・マクダーモットに見初められ、今年1月にアーセナルと契約したブラモール。

それからは主にU-23のカテゴリでプレーしていたが、今夏のプレシーズンツアーで遠征メンバーに選ばれ、8万人のファンの前でデビューを果たすことになった。

彼はこの試合について以下のように話し、まだ全く信じられない状況だと語ったという。

コーエン・ブラモール

「まだ信じられないよ。ピッチに送り出された時、これまでより少しナーバスになっていた。しかし、プレーし始めたときにはちゃんと走れたよ。

素晴らしかった。おそらく人生で最高の夜だったと言うべきだね。ウソのような経験だった。僕にとって多くの意味を持つね。

忘れることはないだろう。家族にとっても大きな意味がある。うまく行けば、さらに大きなものがやってくるはずだ。

僕はいつも『デビューはいつか出来る』と思っていた。言葉にならないよ。スゴイ感覚だ。信じられない。アーセナルのシャツを着て、このクラブでプレーできることが嬉しい」
コーエン・ブラモール

(プレシーズンツアーに呼ばれたのは、出発の直前?)

「遅れていたんだよ。行く可能性があるという噂はあったが、確認されたのは文字通りの当日だったね。

家に帰って、荷物を詰めて、出てきたよ。選んでくれて本当に感謝している。このクラブで半年目だ。少しずつ上に近づいていると思うが、まだ長い道のりが待っているね。夢が叶う日が待ちきれないよ」

(トップチームへの合流では『儀式』があるね?)

「緊張したよ。ツアーに帯同することになったら、初めにみんなの前で歌わなきゃいけないことは知っていたからね。

僕はDrakeを歌ったよ。恐ろしいことに、イスの上に立ってね。しかもボス(アーセン・ヴェンゲル監督)までそこにいるんだよ。

ただ、みんなは信じられないくらい僕を歓迎して、とてもよく世話してくれたんだ。暖かく迎えてくれた。素晴らしいことだよ」