「ごめん、愛してる」と「警視庁いきもの係」の視聴率が拮抗した理由

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 TOKIO・長瀬智也主演ドラマ「ごめん、愛してる」(TBS系)と、渡部篤郎主演ドラマ「警視庁いきもの係」(フジテレビ系)が、7月9日夜9時スタートという同時間帯で激突した。

「ごめん〜」は2004年に韓国で放送され、社会現象まで起こした大ヒットドラマのリメイク。かつ、人気の長瀬主演ということもあり2ケタ台が予想された。しかし、蓋を開けてみれば「ごめん〜」は9.8%、「警視庁〜」は8.9%と、その差はわずか0.9ポイント。

 この結果について、テレビ誌ライターは「『警視庁〜』は、幅広い年齢層が好きな要素がふんだんにある」と分析する。

「物語は容疑者や被害者、犯人の飼っていた動物の保護を通して、難事件が解決するという新たな視点がいいですね。動物の細かい生態を知ることもできるし、愛護の精神もあって、動物好きにはたまらない魅力となっています。このところ低迷しているフジのドラマですが、主演の渡部の渋い演技に加え、初ヒロインを務める新米巡査・薄圭子役の橋本環奈もいい。2人の絶妙なコントラストと、クスッとさせるユーモアもあり、一風変わった警察モノとして楽しめました」

 では、「ごめん〜」が苦戦を強いられた原因はどこにあったのか?

「冒頭から韓国語で始まる設定に違和感を覚える人も多かったようです。このところ北朝鮮のミサイル発射報道が続き、朝鮮中央テレビの映像が何度もニュースで流されていますから、ハングルが聞こえただけで、拒否反応を示した視聴者もいたのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

「警視庁〜」が、ドラマ低迷のフジという泥沼からの突破口となるか、今後も注目したい。