デザイナーのジャンフランコ・ヴィレガス

写真拡大

 イタリア発「セルフメイド バイ ジャンフランコ ヴィレガス(SELF MADE BY GIANFRANCO VILLEGAS、以下セルフメイド)」のデザイナー ジャンフランコ・ヴィレガスが初来日し、表参道のセレクトショップ「アディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)」でインスタレーションを行った。
 ジャンフランコ・ヴィレガスは、フィリピン人の親のもとイタリア・フローレンスで生まれ育ち、2013年に伊Polimoda Fashion Schoolを卒業。セルフメイドで制作活動を行う傍ら「ラコステ ライブ(LACOSTE L!VE)」や「ダミール ドマ(DAMIR DOMA)」で経験を積み、昨年9月に独立した。今年1月に2017年秋冬コレクションを初めてパリで発表し、6月にはPITTI IMAGINE UOMOが主催する「WHO IS ON NEXT?」のファイナリストにノミネートされるなど世界的に認知を広げている。ヒップホップなどアメリカの文化が浸透しているフィリピンのストリートカルチャーに、イタリアならではのクラフトマンシップを掛け合わせたコレクションが特徴で、アイテムは全てイタリアでハンドメイドで製作。自身の感情や思い出から着想を得ることがほとんどだというヴィレガスが手掛けるアイテムには、所々に「YOU'RE MY HERO」や「IT'S A STRUGGLE EVERYDAY」などエモーショナルなメッセージが殴り書きのような字体で刺繍されている。刺繍Tシャツは2万円台後半と高価格帯だが、ブランドのシグネチャーアイテムとして人気を集めている。
 7月14日に行われたイベントでは、コンテンポラリーアートに造詣が深いヴィレガスがライブペインティングを披露。Tシャツがガムテープで貼り付けられたロッカーが店内中央に設置され、その上にヴィレガス自身がスプレーやペンでメッセージやイラストを重ねた。「DEAR MAMA」という言葉から始まり「THERE IS NO WAY I CAN PAY YOU BACK」など母への感謝と捉えられる言葉のほか、自身のモットーに掲げる「IT'S TOO EASY TO GIVE UP」、2018年春夏コレクションのテーマ「WE GOT SOUL」といったフレーズがペイントされた。完成した作品は、今日から約1週間にわたりアディッション アデライデで展示。デザイナー自身の手によってペイントされたTシャツ計5枚(各5万5,000円)は同店限定で今月中に発売される予定だ。