テニス、ウィンブルドン選手権、女子シングルス決勝。優勝を飾り、トロフィーを手に笑顔を見せるガルビネ・ムグルサ(2017年7月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)は15日、女子シングルス決勝が行われ、大会第14シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が7-5、6-0と第10シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を圧倒し、大会初制覇を遂げた。

 ムグルサは力のあるショット打ち込んでヴィーナスを約1時間17分で退け、スペイン人女子選手としては2度目のウィンブルドン制覇を果たした。

 2年前にヴィーナスの妹セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れていた23歳のムグルサは、スペインのフアン・カルロス1世(King Juan Carlos)前国王がロイヤルボックスから見守る中、優勝トロフィーのヴィーナス・ローズウォーター・ディッシュ(Venus Rosewater Dish)を手にした。

 現在ムグルサのコーチを務めているコンチタ・マルティネス(Conchita Martinez)氏が、1994年大会でマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏を下し、スペインの女子選手として初の栄光をつかんでいる。

 ムグルサは「第1セットはきつかったです。2人とも多くのチャンスがあった中で、それをものにできて良かった。2年前にセレーナに敗れたとき、彼女はいつか勝てると言ってくれました。そして、ついにそれを果たしました」と語った。

「本当に緊張していたので、どうなるか全然分かりませんでした。自分らしくいきたいと思っていました。やれるだけの準備はしておきました。コートに入ると観客がいて、またウィンブルドンの決勝にやってきたんだと思いました。自分のプレーぶりには満足しています」

 昨年の全仏オープンテニス(French Open)に続くムグルサの四大大会(グランドスラム)2勝目は、ヴィーナスのオープン化以降の最年長優勝記録達成を阻んだ。

 8年ぶりの決勝で6度目の大会制覇を目指したヴィーナスだったが、驚くほどに神経質なプレーの代価を支払うことになり、セレーナに敗れた今年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)に続き、グランドスラム決勝で敗れ去った。

 ヴィーナスは「おめでとうガルビネ。あなたがどれほど懸命にやってきたかを知っています。ベストを尽くしましたが、また別の機会があるはずだと思っています」とコメントした。

 昨年の全仏制覇以降、2年目のジンクスに苦しんで世界ランクトップ10から転落していたムグルサだったが、グラス(芝)コートでその力を取り戻し、来週発表の新ランキングでは5位に浮上することになった。ムグルサはツアーレベルで4勝を挙げているが、そのうち2勝がグランドスラムタイトルとなっている。
【翻訳編集】AFPBB News