元日本代表監督アギーレが本田の移籍を後押し クラブ副会長「今回の決断に役立った」

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アギーレ氏とコンタクト、「我々と密に話し合った」とパチューカ副会長が明かす

 日本代表FW本田圭佑のパチューカ加入は日本だけでなく現地メキシコ、そして欧米各国メディアでも報じられるなど、今夏の移籍市場の“サプライズ”の一つとなっている。

 そのなかで米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のスペイン語版では、かつて日本代表監督を指揮したハビエル・アギーレ氏の存在が本田の移籍を後押しする形になったとパチューカ副会長が明かしている。

 記事によると、クラブの副会長を務めるアンドレス・ファッシ氏がインタビューに応じ、「パチューカが選手を獲得する時、獲得前後の誤差が最小限になるように最大限務め、良い相互関係を築こうとしている。人間性や家族、価値観などすべての要素を見出したいのだ」と語った。それは本田獲得の際のプロセスにも用いられた模様だ。

 パチューカの会長を務めるヘスス・マルティネス氏が、アギーレ氏とコンタクトを取ったという。ファッシ副会長は「日本代表の監督を務め、とても重要な参考人物となるハビエル・アギーレは、マルティネス(会長)と話した。アギーレは我々と密に話し合い、今回の決断に役立った」と話している。

 また本田についても「我々はプロジェクトを提案し、彼に伝えた。彼はクラブワールドカップの可能性、メキシコで最も栄光を収めているクラブであることに魅力を感じている」としている。また「今回はエコノミコ(経済的な理由)ではない。経済的な理由だったら別の選択肢があった」と、“マーケティングマン”ではなく戦力として見ていることも強調した。

 クラブ首脳陣のコメントは期待の大きさを感じさせる。アギーレ氏の“お墨付き”も受けてメキシコの地に初上陸する本田は、新天地でどのような足跡を刻むのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images