夏の風物詩、怪談といえば、真っ先に名前が上がるのが稲川淳二。彼がドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)に出演した際、怪談を“作っている”ことを、まったく隠していなかった。そのことについて、爆笑問題の2人が、7月11日放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で語っていた。

「稲川淳二の怪談は、一応実話なんでしょ?」と太田光が聞くと、田中が「実話っていうか、『このお寺には、こういう言い伝えがある』っていうことから、自分の経験や思ったことを交えて自分でアレンジして」と語り始めた。

「あの人が活動するのは、夏じゃん。それ以外の、秋から冬とか春は、日本中のお寺とかをまわってるわけ。すごいんだよ。『昔、人がたくさん命を落とした場所が、今、こうなってる』とか。お坊さんに話を聞いたり」

 続けて、こう語っていた。

「夏にかけてさ、ものすごい努力してるわけよ。ノートにこわいフレーズをブワーッと書いてて。しかも、字がめちゃくちゃキレイで、丁寧に書いて。それを、ブロックみたいに組み合わせるっていうの。要は、ストーリーを自分で考えてんだけど」

 怪談とは、あくまでノンフィクションが前提だろう。それなのに、フィクションであることを隠さない稲川の姿勢を面白がる爆笑問題の2人。

 太田も「それ(創作であることを隠していない様子)、もういいことになっちゃってるの? 昔は、番組で一緒に出たときに、『いやぁ、参っちゃった。作家が倒れちゃってさ』って(笑)」と明かしていた。

 現在は、メインの活動の場をテレビからライブに移し、好評を博していている稲川淳二。フィクションであることを前提にしたいまも大人気だというから、爆笑問題でなくとも驚くのは無理もない。