お留守番は何時間が限界?

お留守番が得意な子、苦手な子、色々な犬がいると思います。
お留守番できる時間は2〜3時間の子もいれば、12時間でも平気な子もいます。個体差があるということですね。
しかし食事や排泄のことを考えると、長くても12時間が限界でしょう。
また子犬や老犬の場合、体調が変化しやすいため長時間のお留守番は避けてください。

分離不安症

お留守番の限界時間とは少し違うのですが分離不安症の犬は、数分でも飼い主さんと離れることを嫌がります。
外出した飼い主さんが必ず帰ってくるということを覚えていないのです。
例え数分でも離れてしまうと強いストレスを感じ

下痢や嘔吐物を壊す鳴き続けるトイレを決まった場所以外でする

などという体調の変化や行動をとります。
以前はしつけの問題だとされていましたが、最近ではこれを病気としてとらえるようになりました。
対処法については次の「お留守番のしつけ」で紹介するしつけ方法と重複するので、そこで見ていきたいと思います!

お留守番のしつけ

犬は罰するよりも褒められることでしつけが良い方向に伸びていきます。
しつけの際に罰を与えてしまうと、良くない認識のしかたをすることがあります。
例えば「飼い主さんがいなくなる→吠える→大きな音で罰を与える→嫌なこと」ということがあったとしましょう。
そうすると犬は「飼い主さんがいなくなる→大きな音がした→いやなこと」と覚えてしまいます。
そうすると飼い主さんがいなくなることで嫌なことが起きると勘違いをしているため、逆にパニックがひどくなってしまいます。
ご褒美をあげて、飼い主さんがいなくなっても大丈夫、大人しく待っていれば良いことがある、と覚えさせることが大切です。

ケージやサークルに慣れさせる

ケージやサークルが犬にとって苦痛ではないことを教えてあげましょう。
中に犬の好きなおもちゃを置いたり、おかしを置いたりしてみてください。犬用のクッションなどを置くのもいいですね。
慣れるまではケージやサークルの扉を開けっ放しにしておき、自由に出入りができるようにしておきましょう。
慣れてきたら少しだけ扉をしめて、大人しくしていたらご褒美をあげてください。
それができたら徐々に時間を伸ばしていきましょう。

犬の前から姿を消す

ケージやサークルに慣れたら、次は犬の前から姿を消してみましょう。
犬の前から姿を消したとき、最初は吠えるかもしれませんが大人しくなったら部屋に戻りご褒美をあげてください。
これを繰り返し、慣れてきたらさらに時間を長くしてみましょう。
犬に「飼い主さんは必ず戻ってくる」ということを教えてあげてください。ひとりで待つことに慣れれば、飼い主さんがいなくても動揺しなくなります。
いつまでも鳴き止む気配がない場合は、おもちゃをあげても良いかもしれませんね。おもちゃに夢中になっている隙に部屋から出てください。
最初はほんの数秒〜数分でかまいません。そして褒めながらご褒美をあげましょう。
この方法も「飼い主さんは必ず戻ってくる、少し居なくても平気」ということを教えてあげることができます。

ご褒美をあげる

犬がお留守番に慣れてきたら、あげるご褒美とお留守番の時間をランダムにしてみましょう。
1分でご褒美をあげたり、5分であげなかったり、10分であげたり、とバラバラにあげるようにしましょう。
そうすると、飼い主さんがいなくても待つということができるようになってきます。

お留守番に役立つ練習

独立トレーニング

犬を日頃から良い意味で突き放しておくと役に立ちます。分離不安症への対策にもなります。
まとわりついたり、飛びついてきたり、鳴いたりして飼い主さんに構ってもらおうとする行為に対して無視をして、大人しくなったタイミングでおやつをあげてください。犬に主導権を与えないことが大切です。
また、「おすわり」「まて」「ふせ」などの基本的なコマンドを教えて、できたら褒めてあげることをしましょう。
「飼い主さんのいうことをきいたら褒められる」ということを教えてあげて下さい。

リラックスの合図

犬がリラックスをしているときに、特定の刺激を与えれば「その刺激=心地よいこと」という風に覚えます。
例えばクッションでリラックスしている犬に、川のせせらぎの音や鳥のさえずりといった音をCDで聞かせたりすると、お留守番中にも同じ環境を用意してあげれば、ある程度リラックスをする助けとなります。
飼い主さんの匂いがついたタオルなどでもリラックスする効果があると言われていますので、与えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

犬にとってお留守番は大きな仕事です。
大好きな飼い主さんと離れて不安でいっぱい…という意識のままでは疲れてしまいますね。
飼い主さんと離れても平気、必ず帰ってくる、と覚えさせることで飼い主さんも負担なくお出かけができますね。
少しずつ根気よく教えていきましょう!焦りは禁物ですよ!