がんを患う男性、パートナーと病院で挙式(画像は『Mirror 2017年7月9日付「Dying cancer patient marries love of his life in tear-jerking ceremony organised by hospital in just THREE HOURS」(Image: MEN WS)』のスクリーンショット)

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具合が悪くなってから2週間で「余命僅か」と宣告された男性。彼の家族はあまりの急な出来事にショックを受けた。しかしこのほど残り僅かな人生に少しでも思い出をと、病院側の協力を得て男性は長年のパートナーだった女性と結婚式を行うことができたという。英メディア『Manchester Evening News』や『Mirror』が伝えている。

英マンチェスターのウィゼンショウウに暮らすマーク・リーさん(44歳)は2週間前に体調を崩し、市内のウィゼンショウウ病院でCT検査を受けたところがんであることが発覚した。

医師は7月6日、家族に「マークさんの命は数日、もしくはもって数週間」と告げ、マークさんに長年交際しているパートナーのジャネット・ドーソンさんがいることを知ると、母ルースさんに「もし息子さんに結婚したい気持ちがあるのなら一刻も早くさせてあげた方がいい」と伝えた。

そして翌日、医師や看護師などスタッフの協力を得て、3時間という慌ただしさで2人の結婚式の準備がなされた。病院内の一室に結婚登記官を派遣してもらい、飾りつけやビュッフェなどが用意され、マークさんの両親や兄家族などが呼ばれた。

大手スーパーチェーン店「TESCO(テスコ)」からはケーキが寄付され、写真家も記念すべき瞬間を撮影してくれたという。ルースさんは資金を出し合い全てを手配してくれた病院側に溢れる感謝の気持ちを込めてこのように語っている。

「息子ががんと診断されて余命宣告を受けるまでは本当にあっという間でした。この2週間で私たち家族の人生も大きく変わりました。息子とジャネットはとても物静かなカップルで、いつか結婚はすると話していましたがこれまで実現することはありませんでした。息子は歩くことができないので飾りつけされた歩行器で何とか立ち、ベッドに寝たままではなく式を挙げることができました。ジャネットはウエディングドレスを持っていなかったので、家に帰って普通のワンピース姿、そして息子はシャツ姿でしたが、スタッフの配慮は素晴らしくかけがえのない思い出を作ってくれました。息子は腎不全を患っており、もう長くないだろうと思います。息子が余命僅かという悲しみを帯びていたものの、結婚式を挙げた日は素晴らしい一日になりました。病院スタッフには感謝してもしきれません。」

ルースさんによると、マークさんは23年前にもがんと診断されたが克服していたという。今回の診断は23年前とは別のがんということだが原因はわかっておらず、末期症状と宣告を受けてからのマークさんは集中治療室に入っていた。

画像は『Mirror 2017年7月9日付「Dying cancer patient marries love of his life in tear-jerking ceremony organised by hospital in just THREE HOURS」(Image: MEN WS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)