Doctors Me(ドクターズミー)- 子どもに食事マナーを正しく教えたい!シーン別のしつけ方と注意点

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母乳・ミルクから離乳食や幼児食に食事内容が変わると、気になるのは食事のしつけだと思います。

上手に食べさせながらも、スプーンや箸の持ち方などのマナーは始めが肝心なのもあり、親としては正しく教えていきたいですよね。

今回は食事のしつけでつまずきやすい場面を取り上げ、注意点や対処法を医師に詳しく解説していただきました。

子どもの食事内容の変化

5〜6カ月


離乳食初期
離乳食開始。全て口に運んでもらう。

9カ月頃


離乳食中期
離乳食中期。手づかみで食べ始める。

12カ月〜18カ月頃


離乳食後期
離乳食完了期。スプーン・フォークを使い始める。コップやストローで飲む。

18カ月〜3歳頃


幼児食
幼児食。硬いもの、刺激物(トウガラシやワサビなど)、生もの以外は大人と同じものが食べられるようになっていく。

3歳〜4歳頃


箸を使う子ども
箸を使い始める。

子どもに食事の手順を教えるには?

スプーンで食べる子ども

STEP1


まず大人が使っている様子を見せて道具に興味を持てるようにします。

STEP2


フォークに食べ物を刺して渡したり、ヨーグルトなどが入ったスプーンを渡し、口に運ぶ練習をさせます。

柄と口に入れる部分に角度がついており、口に入れやすくなっているフォーク・スプーンが販売されています。

STEP3


皿からフォーク・スプーンで食べ物を取る練習をさせます。

手を持って動きを繰り返し練習させます。食べ物がすくいやすいように、ふちの形を工夫した食器も売られています。

食器が動かないように、裏にゴム板や家具用の滑り止めを敷いても良いでしょう。

箸やスプーンなどの持ち方の練習方法

子供用の箸


訓練用の箸(2本を固定する器具が付いている)も売られていますので試してみてください。

スプーン・フォーク


はじめは上からつかむような持ち方ですが、徐々に下から支えて持てるように変えていきましょう。

子どもの食事のしつけで苦労するシーン

朝日
子どもの食事のしつけは、大人が食べる姿をよく見せることが重要です。食事を一緒に楽しむ雰囲気を作りましょう。

集中して食べてくれない


お腹が空いていないことが原因の一つですので、体を使う遊びをさせてしっかりお腹を空かせましょう。

また、40分など時間を決め、それを過ぎたら片づけてしまうという習慣をつけるのもよいでしょう。

食事は普段遊んでいる部屋とは違う場所で、おもちゃやテレビが視界に入らない状況でするのが理想的です。

食べ物で遊んでしまう


遊んでいるようで、手を使って食べ物を扱ったり、触感を確かめている可能性もありますので、一概に悪いとは言えません。

好き嫌いが多い


味付けを工夫したりしても食べない場合は、諦めて他の食材で栄養を取れるようにし、しばらく置いてから再度試してみるのもよいでしょう。

食材によっては軽度のアレルギーがあり、食べると口の中やのどに不快感が生じるため、嫌がっている場合もあります。

食事時間が長い


幼稚園にもうすぐ入るなど、ある程度の時間で食事を終えられるようになってほしい場合は、時間を区切って、この時間で食べられなかったらもうおしまいという訓練をしてもよいでしょう。

また、しっかりと遊んでお腹を空かせるようにするのも大切です。

外食する場合


こぼしたり騒いだりしても迷惑にならず、親がプレッシャーを感じずに食べられる店を選びましょう。

子どもの食事で注意したいヒヤリ・ハット

ゼリーを食べる子ども

食べ物を喉に詰まらせる


肉やゼリーなどを丸のみして喉に詰まらせることが考えられます。

歯の生え方や顎の力の発達に合わせ、食材の大きさや硬さを変える必要があります。

箸やフォークなどによるケガ


箸で耳や鼻を突いたり、フォークをくわえたまま走って転んだりといったことも考えられます。

アナフィラキシー


食後にすぐ運動すると、運動誘発アナフィラキシーという症状が起こることがあります。

食後2時間ほどは激しい運動は避けましょう。

最後に医師から一言

子どもの食事介助
低年齢の子どもの食事を整え、介助することは親にとって大仕事です。便利な道具や既製品も取り入れながら、気長に取り組んでいきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)