廣木隆一監督の処女小説の映画化『彼女の人生は間違いじゃない』で、主人公のみゆきを演じた瀧内公美さん&みゆきが務めるデリヘルの従業員・三浦役の高良健吾さんへのインタビュー、後半をお届けします!



出典:Nosh

前半では、役作りや廣木組に臨む上での思い、お互いの共演前後の印象などまで、じっくり語っていただきました。

後半では、現場で得たものや、この先思い描いている未来予想図について、お聞きしてきました!

Q:廣木監督の現場は、おふたりにとって大きな経験になったのでしょうか?

瀧内公美(以下、瀧内):高良さんが撮影のときに、「役者の手柄にしてくれるから」というようなことをおっしゃっていたんですけど、撮影に入っているときは、手柄とかよりも……必死でした。

廣木組に入ると、本当にいろいろなものをはぎ取られるんです。

どこか自分をつくろってみせるとか、隠していることとかを「そういうの、いいから、ほんとにいいから、いらないよ」と、ずっと言われて。

それは、でも、表現を否定されるわけじゃなくて、「そのままでいいんだよ」と認められているような気持ちになるんです。



出典:(C)2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会

高良健吾(以下、高良):出演者が何を考えていて、何を感じてるかというのが、廣木さんの映画はわかるんですよ。

それはやっぱり怖いですけど、役者の手柄にさせてくれるということでもあると思うんです。自分の人間性がすごく出ちゃうから。

僕は18歳のとき『M』という映画で廣木さんに出会って、「芝居を見ているでのはなくて、その人を見てる」と言われました。

だから、廣木さんは本当にその人が生きてきた人生とか、その人がやろうとしていることをまず受け入れようとしてくれて、認めてくれるし、肯定してくれる

だから、瀧内さんが言っていることがわかって「自分もそうだよな」と思いながら聞いていました。



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Q:本作を経験して、瀧内さんは本当に女優としてステップアップしている感じがするのですが、この先、思い描いているものはありますか?

瀧内:廣木組をやって、すごく生きることに楽になったんです。

役に向かっていくときも、言い方とかは全然何でもよくて、その人がやってることに対して、取材したり、聞いたり、見たり、触れ合っていくことで、自分がないものを得ていく感じがするんです。

最後まで迷って、考えて、考えて、……ということをずっとやっていけたらいいなと思いました。

だから、『彼女の人生は間違いじゃない』のような作品にまた出演できる機会があれば、挑戦したいと思います。

格好いいことや難しいことはできないですけど、嘘をつかずに生きるとか、素直に感じたままに生きることが、ちょっと楽になりました。

そういうふうにずっとやっていけたらなって、将来も思います。自分としても、人としても。



出典:Nosh

Q:ちなみに、今憧れていたり、好きな女優さんはいらっしゃいますか?

瀧内:「この人が出たら必ず劇場に観に行く」のは、ルーニー・マーラ。

絶対見に行きます。私、大好きで。

高良:かっこいいよね。

瀧内:生き方がすごくかっこいいんです。あと、やっぱりかわいいですし。



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Q:高良さんは、いかがですか?

高良:好きな俳優さんは日本でも海外でもたくさんいるんです。

僕自身は今年30歳になるので、例えば、失言を減らすとか、短く豊かな表現をできるようになれたら最高ですけどね。

これからもまだ役者をやっていくんだったら、自分から漏れてくるものをちゃんとコントロールできるようになったりしたいんです。

もう、だだ漏れも恥ずかしいんで(笑)。ポジティブに生きたいですね。(取材・文:赤山恭子、写真:You Ishii)



出典:Nosh

映画『彼女の人生は間違いじゃない』は7月15日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開です!

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