『土屋太鳳』

 女性を「きょうだい型」別に攻略できると話すのは作家で心理カウンセラーの五百田達成氏。「長子」「中間子」「末子」「一人っ子」と分類すると、それぞれに一番適した口説き文句があるという。

■長女の口説き方

 長子の口説き方はスバリ、「俺たち、つき合うべきだと思うよ」。芸能人だと深田恭子が長子にあたる。

 親の期待を背負い、弟や妹の世話役として振る舞ってきた長子は責任感が人一倍強い。面倒見がよく仕切りたがりな半面、「お世話になったらお礼を言うのは当然」と考える常識人でもあるため、お礼のひと言がないとヘソを曲げてしまうことも。「親しき仲にも礼儀あり」なのだ。

 またプライドが高く、いじられるのが苦手なので、扱いは丁重に。結婚観においては、パートナーには価値観の合う人を求める。金銭感覚や仕事観、子育てなど世間から認められる“正しい”家庭を築きたいと考えている。冷静に価値観を擦り合わせたうえで、「つき合うべきだ」と伝えると、長子の心を揺さぶることができる。

 ふだんから人前で「きちんとしたい」と気を張っているため、恋人の前では意外に甘えん坊になる傾向がある。恋愛の相性が一番いいのは、一人っ子。結婚となると長子同士が一番のようだ。

■末子の口説き方

 末子である広瀬すずには「俺とつき合ったら楽しいよ」が効果あり。気楽さをこよなく愛する末子には、「楽しい」というメリットを提示して口説くのがいいのだ。「つき合ったら」というシリアスさのない表現も末子好みのフレーズだ。

 兄姉の背中を見て育った末子は他力本願で、ご褒美という報酬にめっぽう弱い。そのため、タダ飯、タダ酒を餌に誘ってみるのもよい。

 ただしつき合うまでは“甘え上手”を武器に恋愛を盛り上げるが、恋人になると、そっけなくなるのも特徴。つき合った途端に毎日していた連絡がなくなることも。結婚観もラフなもので、気が合う人と一緒にいられたらいいとシンプルに考えており、「家を守る」というようなシリアスな部分は見て見ぬ振り。

 結婚は、好きな相手と楽しく過ごす延長にすぎないと思っている。恋愛は中間子と相性がよく、結婚は末子と相性がいいとのこと。

■中間子の口説き方

 次に、中間子の口説き文句はこれ。「君は特別な存在だよ」。土屋太鳳がこれにあたる。

 空気を読むのが得意で、きょうだいのなかでは中間管理職的な役割を持つ中間子は、恋愛に“スペシャル感”を求めている。家族のなかでは、親の目は長子と末子にばかり向けられていたことから、「君は特別だ」とアピールされると弱い。

 その性格は、まるで10代の中高生のよう。他人が自分のことをどう思っているかを気にして、くよくよする繊細なハートの持ち主である。

 理想の結婚相手は「自分を愛してくれる人」。ただし恋愛気質で愛され欲求が強いため、恋人ができるとここぞとばかりにわがままになってしまう。

 相手に合わせるふりも得意だが、そのぶんだけ我慢もしているため、酒の席ではストレスが一気に爆発してしまうことも。恋愛は末子と相性がよく、結婚は中間子と相性が一番いい。

■一人っ子の口説き方

 最後に「一人っ子」の高畑充畑。「俺のことどう思ってる?」がおすすめだ。

 他人の言動に関心を持たない一人っ子には駆け引きやテクニックは無意味。まずは「どう思っているの?」と自分を意識させることからスタートすべし。真面目な一人っ子は、それをきっかけに相手を異性として意識しはじめるのだ。

 家庭内で親という大人とじっくり関係を築いてきた影響で、関係の薄い人にはきわめてドライだが、信頼を築くとべったりとつき合いたがる。

 恋愛関係に発展すると、まめに食事を作ったり、足しげく送り迎えをしたりと、甲斐甲斐しく尽くす傾向がある。そのため、結婚観も相手がどう思っているかには興味がなく、「自分が好きかどうか」だけが重要。思い込んだら、相手が借金を抱えていようが気にしない。

 ただし、熱しやすく冷めやすい。恋愛は調子との相性が抜群で、結婚は一人っ子同士の相性が一番がいい。

監修・五百田達成
作家・心理カウンセラー。東京大学を卒業後、出版社、広告代理店勤務を経て独立。『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』が大ヒット中
(週刊FLASH 2017年7月4日号)