Appleがインドのベンガルールに設置したアプリ開発者支援施設は、3月末の始動から4カ月弱で着実に効果をあげているようです。

ベンガルールの開発者支援施設、着実な成果

2017年3月末に始動した同施設では、1セッションあたり2時間から4時間のトレーニングセッションを提供しており、1週間に最大500人の開発者が受講可能です。Apple社員が直接指導に当たるセッションでは、SiriKitなど、最新のAPIについて学ぶことができます。
 
各セッションは、Appleに開発者として登録してオンラインで受講登録すれば、無料で受講可能です。
 
Appleはインドの開発者たちに、アメリカの流行を追うのではなく、地元ユーザーを意識した開発を促しているとのことです。

「この施設がなかったら2年は余計にかかっていた」

インドメディアGadgets360が、Appleの開発者支援施設の利用者に話を聞いたところ、全員がAppleによる支援を賞賛しています。
 
インドでSwift開発者コミュニティを創設した受講者は、以下のように語っています。
 

この施設では、とても良い経験ができています。Appleはインドの開発者たちに、グローバルプレーヤーになって欲しいと願っており、私たちはAppleの支援を喜んでいます。

 
ある開発者は、「この施設がなかったらAppleの最新のフレームワークを身につけるのに2年は余計にかかっていただろう」と語っており、最新の技術を集中的に学ぶ効果が実感できている様子です。

Appleが重要市場と位置付けるインド

Appleは、インドを重要な市場と位置付けています。5月にはWistronに委託しiPhone SEの国内生産を開始し、6月末には販売が開始されています。
 
2020年頃を目標として、世界最大規模のApple Storeを出店する計画も進められているインドで、地元の開発者が制作した優れたアプリでiPhoneユーザー層の拡大につなげたい考えとみられます。

 
 
Source:Gadgets360 via AppleInsider
(hato)