日本と中国は同じアジアにある国であり、両国で栽培されている野菜や果物には共通する作物も多い。だが、日本と中国では農業の手法には大きな差が存在する。中国メディアの今日頭条は11日、日本の農家における生産過程を見てみると「農業の機械化が進んでいること」に驚きを禁じ得ないと伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本と中国は同じアジアにある国であり、両国で栽培されている野菜や果物には共通する作物も多い。だが、日本と中国では農業の手法には大きな差が存在する。中国メディアの今日頭条は11日、日本の農家における生産過程を見てみると「農業の機械化が進んでいること」に驚きを禁じ得ないと伝える記事を掲載した。
 
 記事は、日本で見られるごく一般的な農業の風景を写真で紹介している。たとえば小さな耕運機やトラクター、草刈り機といった農業機械や、天候に左右されずに作物を育てることのできるビニールハウスなどの設備を紹介しているが、さほど広くないスペースのなかでも整然と作物が管理され、世話が行き届いていることが見て取れる。
 
 またビニールハウスを設置すると同時に、温度を管理するためのファンや、地中を掘り起こして水分を提供するための管を設置するなどの様子も紹介し、作物が必要とする土壌や環境づくりも科学的見地に基づいて実施されていることを紹介したほか、土壌改良については手軽に土壌診断が出来るキットにより、より細かな管理ができているとした。
 
 日本の農業の現場で機械化や効率化が進められている背景には、日本の農業人口の減少や高齢化という問題がある。中国でも農村から都会への人口流出が見られるが、自ら農業を志して職業とする人はほとんどいない。それは今なお牛や馬を使って田畑を耕すなど、中国の農業は現代化があまり進んでおらず、職業として選んでも豊かな生活ができないためだ。
 
 中国では「食の安全」が脅かされている。環境汚染による重金属汚染や違法な添加物の使用、さらには下水油問題など、中国では本当に安心して口にできる食べ物は極めて少ない。こうした環境で暮らしているためか、日本の農作物の美味しさは1つのブランドとして中国の富裕層に知られるようになっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)