ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

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ウィンブルドン準決勝、ベルディヒを3-0で下して自身11度目の決勝へ

 男子テニスシングルス世界ランク5位のロジャー・フェデラー(スイス)は、2年ぶり11度目のウィンブルドン決勝進出を果たした。準決勝で同15位のトーマシュ・ベルディヒ(チェコ)にストレート勝ち。ATPワールドツアー公式サイトによると、フェデラーは試合後「パニックに陥らなかった」と振り返ったという。

 第1、2セットと連続でタイブレークまでもつれ込んだものの、ともに7-4で制して優位に立つと、勢いに乗って第3セットも6-4で奪い、決勝への切符を手にした。ダブルフォールトこそ4を記録したが、ウィナー数はベルディヒの31に対してフェデラーは53。ショットが冴えわたっていたことを数字も証明している。

「私は重要な局面で追いつくことができていた。ブレークチャンスで上手くプレーできたね。プレー中にパニックに陥らなかった。時間がかかる試合の中で、それはとても大事なことだからね」

 記事では、フェデラーが自身のプレーを自己評価している。試合ではベルディヒにブレークチャンスを計6回与えたものの、実際ブレークを許したのは1度だけ。相変わらずの勝負強さで、今大会で1セットも奪われていない実力を証明した。

 決勝の相手は、世界ランキング6位のマリン・チリッチ(クロアチア)。ビッグサーバーとして知られる難敵だけに、フェデラーは「私はタフな相手と戦うことになる。我々は昨年もここでタフな戦いをした。全米オープンでも彼は信じられないようなプレーをしてきたからね」と、2014年の全米オープン決勝で錦織圭(日清食品)を倒してグランドスラム初優勝を果たしたチリッチを警戒している。

 初のウィンブルドン制覇に燃える相手に対し、“芝の帝王”は大会史上単独トップとなる通算8回目の戴冠を果たせるだろうか。