コレをやめたらお金が貯まるように!無意識にやっていたNG行動5選

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日々節約を意識して生活しているママは多いですね。

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節約と言えば何かしら「我慢」というイメージがつきものですが、欲求を抑えて我慢することはなかなか続かないもの。

我慢をせずとも、意識をするだけでもっと楽に節約できれば、日々の生活がもっと楽しくなるはずです。

今回は、普段の生活の中で無意識にやっていた行動を意識的にやめたことにより、大きな節約につながったと思うことについて、節約を意識しながら家計を支える主婦たちに聞いてみました。

我慢して頑張る節約よりも、無意識にやっていたことを意識してやめる事の方が楽ですし、続けやすいものです。

日々家計を支え、頑張るママの参考になれば幸いです。

他の家庭の貯蓄額や年収を気にするのをやめた

インターネットやテレビのニュースなどでよく耳にするのが、「世帯の貯蓄額」や「世帯年収」ですが、最近、総務省が出した「世帯平均貯金額」を見てみると1世帯あたりの平均貯金額は1,820万円だそうです。

その数字を聞いて驚いた人は多いでしょうが、気になるのは友人やママ友の家庭はどうか、ということ。

本当に他の家庭はそんなに貯蓄があるものなのか、うちはそんなにないけれど大丈夫なのだろうか…。そればかりが気になってしまいますが、そこばかりを気にしていても家計は何も変わらないということに気が付き、いちいち気にするのをやめました、と話すのはSさん。

Sさんは、「1,820万円は程遠い数字ですし、よそはよそうちはうちと考え、自分にあった節約方法を見つけ無理なく少しずつ貯金を増やしていく方がよっぽど気が楽ですし、堅実です」と話します。

他の家庭を気にし過ぎ落ち込んで不安になっていても、何も行動しなければ現実は何も変わりません。出来ることから行動に移していく。

よその家が車を買い替えたり、海外旅行とかに出掛けたということを聞くと、貯蓄額や年収などが頭をよぎりますが、いちいち気にしないことが一番だそうです。

3品で1,000円のまとめ売り商品を買うのをやめた

スーパーやディスカウントストアなどでよく見かける「3つで1,000円」というものですが、割安感があってつい手が伸びてしまうという人も多いはず。

しかし必要だと思っていない、使わないものを無理やり選び、まとめ買いをして得した気分になっていても、買ったあと使わなかったらそれは単なる無駄というものです。

3品1,000円は、お客さんに安く見せお得感を与えるための店側の戦略だと知ったHさんは、まとめ買いをしなくなってから毎月の貯金額が増えたと言います。

1パック350円の豚肉を3つ買えば1,050円ですから、50円得したことになりますが、本当に必要な1パックだけを買っていれば、650円も節約できたことになるのです。

冷静に考えれば誰でも分かることですが、女性は買い物に出ると、お得かもしれない、買わなきゃ損だと思い、流されてしまう傾向にあるようですね。

ICカードのオートチャージをやめた

スーパーやコンビニ、飲食店などで使えて便利なICカード。キャッシュレスでとても便利なため、今や持ってない人はいないくらい普及しています。

オートチャージ機能を備えているICカードは、いちいち残高を気にすることなく使えますし、クレジットカードにもポイントが付いたりしますから、使わない手はないと考える人も多いでしょう。

しかしオートチャージ機能を備えたICカードは、残高を気にしなくてよい分、使い過ぎてしまうこともありますし、お金を使っている感覚がないことが節約においてはマイナスだと話すのはWさん。

Wさんは、ICカードは持っているものの、オートチャージの契約をやめ、今では残高がなくなってきたら現金でチャージをしているそうです。

現金でチャージをするようになってからは、ちゃんとお金を使っている感覚が得られるようになり、通帳残高の減りが遅くなりましたとWさんは言います。

夏場の電気代を節約するために外出するのをやめた

夏場の休日は1日中自宅に居ると、エアコン使用による電気代が高くなるため、涼みに行きがてら外出をする人は多いはずです。

しかし、夏場の日中どこにも出掛けず、エアコンをつけっ放しにして過ごしても大した料金にはならないため、夏場の不要な外出をやめましたと話すのはYさん。

最近の家電は省エネタイプのものが多く、モノにもよりますが1時間あたり11円〜27円だと言われています。

仮に外出している時間が10時間だとすると、高く見積もっても27円×10時間で270円ですよね。

外出をすれば買い物をしたりご飯を食べたりする分、余計なお金を使うことになりますから、何も用事がない時は270円で涼しく居られる自宅で過ごすようにしているとYさんは言います。

みんながやっているからと焦り、やらせて安心していた習い事をやめた

小学生になるとあれやこれやとみんなが始める習い事。うちの子には何を習わせようかと悩むママは多いですが、「これがやりたい」とハッキリ言わない子どもには、みんながやっているからと焦って色々やらせて安心するママは多いものです。

しかし、みんながやっているからという理由で始めた習い事が、子どもにとって興味あるものとは限らず、嫌々通ったり、さぼったりする子どももいるでしょう。

とりあえず習い事に行をさせてはみたものの、嫌々通っていた息子を見て、「勿体ないから、思い切ってやめました」と語るのはIさん。

嫌々通っていてもそれは単なるお金の無駄使いでしかなく、さらには嫌々通っている息子の姿を見ている親もイライラしますから、子どもにとっても親にとってもマイナスだと気づいたそうです。

習い事は強制するものではなく、子どもの可能性を広げてあげるためのもの。

子どもが興味を持っていないのに、そこにお金を掛けるのは無駄使いの何ものでもありませんから、節約を意識した場合、思い切ってやめる勇気も必要ですね。

まとめ

このように、普段から無意識にとっていた行動を意識してやめることにより、節約につながることはたくさんあります。

欲求を抑え我慢をして日々生活をすることは苦痛ですし、楽しくもありません。

我慢をせず「やめる」ことによってそれが節約につながるのであれば、楽に始められますし継続しやすいものです。

これまで節約が思うようにいかず悩んでいたママは是非参考にしてみてください。

やめる節約を通して、子育て世帯の家計が少しでも元気になってくれることをお祈りいたしております。

<参考>総務省 家計調査報告(貯蓄・負債編)